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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic16公開意見陳述会に向けて〜We’re all set〜
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。しかも12歳って、結構難しい年頃じゃない?」
「そうっすね〜・・・。俺にはアイツを誤射したっつう引け目があるんで、正直そんなに強気に出られねぇんですけど。ちょこ〜っと歳相応に生意気になってきましてね。やれ掃除しろだの、やれ不潔だの、やれ早く彼女作れだの、口うるさくなっちまいましたね〜」
そう言って嘆息するヴァイス。けどそれは「お兄ちゃんのことを大事に思ってくれてる証拠じゃない」と思うわけよ。肘でヴァイスの脇腹を小突きながら、「大切にしてあげないなさいよ」そう忠告してあげた。
「そうは言っても、プライベートにまでツッコまれるのはちっと勘弁してほしいっすよ」
「頑張れ、お兄ちゃん」
「っ! う、うっす! やべぇ、可愛い・・・」
「なんか言った?」
「いえ、なんでも!」
そんな話をしながらここターミナルでラグナが来るのを待つ。ラグナはそう待つことなく、タクシーに乗って現れた。料金はすでに払っているようで、リアドアが開いてすぐに大きなバッグの持ち手を両手で持ったラグナが降りてきた。
「ありがとうございました〜。・・・おに――って、アリサさん! あ、お、お久しぶりです!」
あたしに気付いたラグナは、持ってたバッグをポイッと捨ててあたしの前まで駆け寄って来た。んで、ヴァイスは「おい!」地面にポイされたバッグに駆け寄って拾い上げた。ソレを受け取るのが個人的な理由ってわけね。
「ええ、久しぶりね、ラグナ。少し見ない間にまた可愛くなっちゃって」
「い、いえ、そんな・・・。アリサさんも一段とお綺麗になって、です」
照れ笑いを浮かべながらもあたしの容姿を褒めてくれたラグナに「ありがと♪」お礼を言いつつ頭を撫でる。ラグナの左目は、あの日から変わらずきちんと光を灯している。ま、ルシルの最高の治癒魔法による治療だし、当然と言えば当然かしら。ラグナは恥ずかしそうにあたしから目を逸らして、「そうだ、お兄ちゃん。彼女できた?」突然そんなことを言い出した。
「んな!?」
だからヴァイスも素っ頓狂な声を上げる羽目に。あたしは「ほっほ〜」覗き込むようにヴァイスの顔を見上げる。ヴァイスは「ち、違っ、違いますって!」あたしから一歩二歩と後退した。
「機動六課は他の部隊に比べて、年下の若い女性局員が多いから、彼女も出来やすいかもって言ってたでしょ?」
「うお!? おい、コラ、ラグナ! お前、急に何を言い出すんだ!」
「なるほど〜」
「ち、違うんすよ! 最初はまぁそんな邪な考えも持ってましたけど! だけど今は、ちゃんと1人の六課隊員として誇りを持って職務に励んでいます!」
バシッと胸を拳で打って釈明したヴァイスを横目に、「お兄ちゃん、24歳にもなって彼女いないなんて、妹としては心配なの
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