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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第16話 宿敵の牙
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らなぁ、必死だったんだろうに…。
また…いつ攻撃があるか分からない。
そしたら、自分が頑張って艦を守らなきゃならない。
そう思い詰めて、追い込んでっちまったんだろうなぁ…自分を。」

マリュー
「解消法に、心当たりは?先輩でしょ?」

フラガ
「え?…あ…んー…あまり…参考にならないかも…。」

フラガはマリューの胸に視線を向けている。

マリュー
「のようですわねぇ。取り敢えず、今日の外出(コウキさんの指示)で少しは気分が変わるといいんですけど!」

フラガ
「…ハァ…いいよねぇ若者は…!」

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Side チャンドラ二世

チャンドラ二世
「しっかし思い切ったことするよねぇ艦長も。」

パル
「ですね。数時間とはいえ、ヤマトを艦から離れさせるなんて。」

チャンドラ二世
「あ〜ぁ、俺も出かけてぇなぁ。」

パル
「護衛って、あいつそんなに強いの?」

チャンドラ二世
「ん?コーディネーター、コーディネータ。
それにコウキさんの格闘訓練にも付き合っているようだし。」

パル
「VR機でコウキさんの武術をロードしだろう。あれは本当に凄いぞ。」

チャンドラ二世
「元々はナチュラルの技だそうだ…。」

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Side ミリアリア・ハウ

ミリアリア
「…ハァ。」

トール
「どうした?」

ミリアリア
「え…あー、なんか落ち着かないなーって思って…キラ居ないと。」

トール
「う…大丈夫さ、すぐに帰ってくるよ。それまではなんかあっても俺達が守るし。
それにドッグいれば、安心だ。」

ミリアリア
「うふ。そうよね。」

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Side キラ・ヤマト

キラとカガリはアークエンジェルの買い出しを頼まれている。
ドッグでは食料は十分だが、現地調達している。
現地の人々がどんな食べ物を食べているか、ドッグから出られないクルーへのお土産でである。
バナディーヤ住民達の喧騒を横に、買い出しの最中である。

カガリ
「ほら!次行くぞ!」

キラ
「あっ…ああ。」

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Side サイーブ・アシュマン

サイーブ達はアル・ジャイリーの豪邸を訪ねていた。

ジャイリー
「しかし驚きましたよー。貴方が私のところへ御出になるとはねぇ。」

サイーブ
「水を押さえて優雅な暮らしだな、ジャイリー。
俺も出来れば貴様の顔など二度と見たくはなかったが、仕方がない。
俺達の水瓶を枯れさせるわけにもいかん。」

ジャイリー
「お考えを変えられればよろしいものを…。大事なのは、信念より命ですよ?
サイーブ・アシュマン。水場も替わるも
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