オリジナルハイヴ攻略 後編 2
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力に置いてはどうがんばっても一世紀以上先を進んでいる相手の存在と火星の状況を考えると、この学生が出した【因果律量子論】論文が一番解釈も出来ると判断されただけであったが。
「全く、もう…頭でっかちの老人達もそうだけどなによこの火星軍ってしかも本拠地は火星よ火星」
香月夕呼は荒れていたのだ、なぜならば。
『いったいだれよ、ここまで歴史を改竄したのは、私も確かに白銀武が私達に託した未来からあの装置を使って実験的に行ったけど、まさかそれで平行世界の私自身に未来の記憶までも渡すなんてよくもまっあ無謀すぎる賭けを出来たものね』
「まったくまりもを弄り倒そうとしても本人は火星軍との最前線基地に出向いているし、どうしたものか?」
確かにそうなのだ、普通の歴史通りであれば神宮寺まりもは香月夕呼と一緒の年齢であり、学校も色々と一緒だったのだ、
だがこの歴史では神宮寺まりもは【量産型不知火】とはいえ最新鋭機を乗って戦場で戦っているのだからどうがんばっても無理なものは無理であるが。
「でもそれもオリジナルハイヴの攻略戦までか、日本としてもオリジナルハイヴを攻略に一役買った戦術機不知火の販売も考えていてもおかしくはないわね」
またそれと同時に香月夕呼は未来からの自らの記憶を元に色々と基礎技術の発展やまた発言力の確保を急いでいた。
『どの道、オリジナルハイヴのアレは00ユニットでなければ接触は無理だけど、恐らく火星軍の粒子兵器の今までの威力やあのデストロイガンダムと呼ばれる超絶火力のデータを見れば、門級の外側からも普通にそのまま攻撃できる威力はあるわね、だとすればこちら側からデータが漏れることはないわね進化することもなくなるということは、オリジナルを除く3個のハイヴの内どれか1個を残して未来と同じく繁殖用ハイヴと成り果てるか』
そうなのだ、確かに武達の活躍でハイヴ攻略の糸口を見出した人類側としてもだ、残りのハイヴを攻略している内に特殊物質通称G元素が現在の人類には作れない上に持っているのは4以上のハイヴのみではあれば。
結果1つを除いて地球上のハイヴは全て人類側に陥落した上に、その後二十年にかけて人類側はなんとか復興したが、結局戦術機の未だに現役であったが、昔のように死の八分間という時間はなくなっていたのだ。
これは白銀武が残したあの新型OSの力が一番大きいのだ、そしてその権利を持っていたのが香月夕呼博士で有った、確かに第4計画その物ある意味で成功したが、同時に色々と問題も起きていたのだ。
だからこそ未来の香月夕呼博士は過去の自分に向かって自らの記憶を飛ばしたのだが、まさかこんな事態になっているはだれもおもわなかった。
『で
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