1章旧校舎のディアボロス
7話赤い龍の目覚め
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て激突し、呻き声をあげる
「アレン!?」
「リアス部長、邪魔をしないでください。こいつは好き放題やってきた罰を受けるべきだ」
『主様、もうこの堕天使は殺した方が良いでしょう。もしこのまま逃したら、害悪になりかねません』
ああ、分かってる
俺は怯えた目で見てくるレイナーレに双銃の片方をホルスターから出して両手握りながら近寄る
イッセーが一言リアス部長にやってくださいといえば、部長は殺すだろう。だけど、こいつらに汚れ仕事をさせるわけにはいかない。何より、これは俺の仕事だ、だからーーーー
「レイナーレ、お前は俺がーーー殺す」
「ひっ!?」
俺の言葉でレイナーレは自分に本当の死が迫っていることを理解したのか這い蹲って逃げようとする
だけど、逃さない
俺は逃げるレイナーレの首を掴み床に叩きつけ、片手で首を締め付け、銃口を彼女の眉間にくっつける
「お前はイッセーとアーシアを殺した。それにお前は好き勝手やりすぎた、それはこの罰だ。」
「ひぃっ!?い、いやだ、た、助けて、いや、死にたくない・・・この力は、アザゼル様と、シェムハザ様のために・・・」
・・・そうか、そういうことなのか。
やっとわかった、こいつがなぜアーシアの神器を欲したのか
だけどな、もうお前は手遅れだよ
俺は部長たちに聞こえないぐらいの音量でレイナーレに言う
「せめて、アーシアを保護して本部につれ帰れば、お前は褒められただろうな。だけどな、お前は貴重な神器所有者を殺してその力を自分のものにしようとした。そんなのを総督とシェムハザさんが許すわけないだろ?何より補佐官の俺が許さない」
「ま、まさか・・・嘘でしょ?貴方は・・・まさか・・・」
レイナーレは俺の正体に気づいたのか声を震わせる
だけど、もう遅い
俺は銃に死滅の性質を込めた魔力弾を装填する
「やっと気づいたか。まあ、話はこれくらいにしようーーーーーーー消えろ、死滅の龍喰弾」
赤と黒と紫が混ざり合ったドス黒い魔力弾がレイナーレを包む
「ーーーーーーーーーー」
レイナーレは何も言葉を発することなく、跡形もなく消滅した
そしてそのあとには淡い緑色の光が灯っていた
アーシアの神器だ。
俺はそれを手に取り部長たちの元へと向かう
そして戻ってきた俺を見てイッセーは口を開く
「・・・アレン、部長、みんな、俺とアーシアのために本当にありがとうございました。で、でも、せっかく協力してくれたけど、アーシアは・・・」
「イッセー、そのことだが、まだ可能性はあるぞ?」
「・・・え?」
イッセーは俺の言葉に呆然となる、が俺はそんなことは気
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