1章旧校舎のディアボロス
7話赤い龍の目覚め
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力が総力を挙げてやっと封印することができた最強の龍
「ただの神器とは思っていなかったけど、まさか13種の神滅具の一つだったなんて・・・ッ!!なんで『兵士』の駒を8つ使ったのかがやっとわかったわ」
リアス部長はそう興奮気味に言う
そして、俺の視界の端では倒れそうなイッセーを祐斗が肩で支えに行っていた。そして俺たちもイッセーの元へと向かう。小猫ちゃんがいないのはどうやらあの堕天使を取りに行ったからのようだ
そして、イッセーと部長達がしばらく話していると、小猫ちゃんが黒い翼のボロボロの女レイナーレを引きずってきた
「部長、持ってきました」
持ってきたって・・・、完全にモノ扱いかよ
そしてまるでゴミを捨てるかのような感じでレイナーレが床に放り投げられ、その前にリアス部長が仁王立ちする。レイナーレはゆっくりと顔を上げ、部長を見上げる
「初めまして堕天使レイナーレ、私はリアス・グレモリーよ、グレモリー家の次期当主よ。短い間でしょうけど、お見知り置きを」
「グレモリー一族の娘か」
「死ぬ前にいくつかいいことを教えてあげるわ。まずはイッセー、貴方だけでなく私も甘く見ていたけど、彼の神器はとても強力なモノだったわ」
リアス部長は話を続ける
「極めれば神や魔王すらも屠ることが可能だと言われている13種の神滅具の一つ『赤龍帝の籠手』」
「ブ、ブーステッド・ギア・・・一時的に神や魔王すらも越せると言われてるそんな忌々しき神器がこんな子供に!?」
レイナーレは目を見開く、そしてそんなレイナーレに部長は、それと、と言いながら目の前に黒い羽を三枚落とす
「貴方のお仲間の堕天使、ドーナシーク、カラワーナ、ミッテルトは私が消しとばしたから」
「う、嘘よ!?」
「いいえ、同族の貴方ならこの羽の持ち主が誰のモノかわかるでしょ?」
レイナーレはその言葉に顔を青ざめる
って、あの三人の堕天使リアス部長が殺したのか。あとで俺がやろうと思ったのに
「さて・・じゃあ最後のお勤めをしましょうか」
途端に部長の目が鋭くなり。手のひらに紅い魔力を集めはじめる
リアス部長はこいつを殺すつもりだ
「消えてもらうわ、堕天使さん」
リアス部長の言葉にレイナーレはガタガタと体を震わせるが、イッセーを見た瞬間、途端に媚びたような目つきになる
「イッセーくん!私を助けて!この悪魔が私を殺そうとしているの!私、あなたのことが大好きよ!愛してる! だから、一緒にこの悪魔を倒しましょう!だから、私を助けて!」
「・・・・おい」
俺は我慢が出来ずにレイナーレの顔面目掛けて足をふるい祭壇の方へ蹴り飛ばす
蹴り飛ばされたレイナーレは祭壇に大きな破砕音を立て
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