1章旧校舎のディアボロス
7話赤い龍の目覚め
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ter!!』
俺の叫びに応えるように、左腕の神器が動きだす。手の甲の宝玉が眩い輝きを放ち。籠手に何かの紋様らしきものが浮かび上がる。
同時に、俺の体を神器をつけている左腕から全身へと力が駆け巡る
俺は目の前の嘲笑を浮かべる的に溢れ出す力に身を委ねながら、殴りかかる。だが、それはあっさりとかわされてしまった
「おバカなあなたにもわかるように説明してあげるわ。単純な戦力差よ。一の力が神器の力で二になったとしても千の私には足元にも及ばない。どうしようもないのよ!どうやって私に勝とうというのよ!」
『Boost!!』
宝玉から再び音声が鳴り響き。甲の宝玉に浮かぶ文字が『T』から『U』へと変わる。
力がーーー更に高まる
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
俺は再び目の前の的に殴りかかる
「へぇ!少しは力が増したの!でもまだね!」
ズドンッ!
だけど、俺の攻撃は再び避けられ、今度は光の槍がカウンターみたいに俺の両足の太ももへ鋭く深く突き刺さっていた
くっそ!『戦車』にプロモーションしてんのに、その防御力でもダメなのか!!
「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は絶叫をあげる
激痛が全身に響く、だけど、こんなところで膝をつくわけにはいかない。
俺はすぐさま光の槍に手をかけるも、光が俺の手を容赦なく焦がしていった
くっそ痛ぇぇ!!!
あまりの激痛に意識を失いそうだ。歯を食いしばってないと死んでしまいそうだ。
でも、こんなの、こんな痛みなんて
「アーシアの苦しみに比べたら、なんだってんだよ!!!」
ズリュズリュ
嫌な音を立てながら、槍は両足からゆっくりと抜かれていく
どばっ。
だけど、そのせいで両足に空いた穴から鮮血が溢れ出した。
槍を抜いたところで痛みが消えるわけもなく、未だに俺の全身を激痛が響く 、それでも、籠手からの音声は鳴り続ける
『Boost!!』
だけどなぁッ!
俺は・・・俺はぁぁ!
『Boost!!』
テメェを一発殴らねぇと気がすまねぇんだよ!!
「もっと、もっと俺に力をよこせェェェェェェェェェェッッッ!!!!!」
『Explosion!!!!』
俺の叫びに呼応して、最後の一回だけ音声が違ったが、それはとても力強く感じた。
そしてそへと同時に宝玉が一層光り輝き、俺の全身を先ほどとは比べ物にならないほどの力が駆け巡る
『Boost!!』『Boost!!』『Boost!!』『Boost!!』『Boost!!』『Boost!!』『Boost!!』『Boost!!』
籠手から伝わるこの力強さはハンパじゃない
だけど、この籠手の所有者だからだ
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