第七章
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「おっちゃん今何て」
「そやから気絶させな倒されへんのな」
「こっちが体当たりしてか」
「そや」
まさにというのだ。
「そうせななな」
「そんなんありかいな」
さしもの亜里沙もおっちゃんの説明に唖然となっていた。
「獅子舞でもやで」
「普通に手裏剣で倒せてたやろ」
「それが気絶させなって」
「そうした相手やねん」
「鎧着てるからか」
「まあそやろな」
「そうか、ほな気絶させよか」
亜里沙は何やそれはと思いながらもだった、だがそうしないと倒せないのなら仕方がないとわかったからだ。
その鎧にだ、体当たりをしようとするが。
敵の攻撃を観てだ、咄嗟にかわしたが。
「!?」
「何や今の」
「さっきの骸骨より速いやないか」
「何ちゅう速い攻撃や」
「えげつないな」
「危なかったわ」
亜里沙は上に飛んでかわしてから言った、鎧は弓矢を放ったが他のどの敵よりもスピードは速く攻撃の前振りもだった。
短かった、亜里沙のまさに天才の域の直感と運動神経でかわせたが。
しかしだ、その彼女も言った。
「これはえぐいで」
「それで気絶させんとな」
「倒せへんのか」
「そや」
まさにというのだ。
「そうした相手や」
「これはえぐいわ」
「倒せるか?」
「倒したる」
まさにとだ、亜里沙は言った。
「この敵もな」
「そうしたるか」
「ああ、絶対にや」
こう言ってだ、実際にだった。
亜里沙は鎧に体当たりを浴びせてその直後に攻撃を仕掛けて倒した、だがその後で彼女は言ったのだった。
「こいつも雑魚で出るんやな」
「そや」
「そや、出る」
こう言ったのだった、おっちゃんは。
「これまでと同じでな」
「そうやねんな」
「凄いで」
「これはな」
亜里沙も真剣な顔で言った。
「無理かもな」
「ネオ=グランゾンは倒したやろ」
「スパロボでやったやろ」
「ああ、確かにめっちゃ強かったわ」
亜里沙はそうしたゲームもしている、それでネオ=グランゾンも知っていてそのうえで話した。
「鬼やったわ」
「まあカイザーナックルとかは知らんみたいやけどな」
「ちょっとな」
もっと言えばアルカナハートも知らない。
「どんなゲームか」
「そやけどな、その鎧が雑魚で出るんやで」
「確かにえぐいな」
「やれるか」
「わからんわ、けれどそのステージまで行くで」
ここでもこう言う亜里沙だった、そして遂に鎧達が雑魚のステージまで行くが。
鬼の様にだ、矢が飛んで来てだった。
しかも気絶させないと倒せない、攻防共に凶悪な相手に一度にかかられてだ。亜里沙は鎧達のステージの三番目でだった。
遂に最後の一人を倒されてゲームオーバーとなった、亜里沙は暴れなかったが。
ゲームオ
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