第15話 ペイバック
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うのでなく、安全な核融合を使います。
ニュートロンジャマーの影響を受けません。
プラントに資源を供給すればプラントは地球に拘る必要がありません。
プラントの穏健派とは交渉しています。
問題は地球軍とプラントの主戦派ですが、幸いなことに。
ここアフリカは地球軍とザフト軍にはもう主戦場になっていません。
そこでザフト軍を追い出した後、アフリカはアフリカ連邦に独立してどちらにも与しない第3勢力とします。
そうすれば仮に地球軍が攻めてきても、プラントに資源を供給していれば、ザフト軍を利用して守って貰います。
これからはザフトに支配されるのではなく、ザフト軍を利用します。」
サイーブ
「お前そんな事を考えていたのか?」
光輝
「両軍とも疲弊している今だからこそ、実現できる策です。
幸いにも大西洋連邦とユーラシアは決して、仲良くありません。
二つを分裂させれば、ユーラシアを味方に付けて、地球軍の脅威を減らせます。
これがエクリプス社が考える誰も損をしないシナリオです。
この施設はここだけではありません。
難民キャンプ予定地や他のアフリカ地域でも工事しています。
この莫大に思える投資も海底資源プラントのおかげで、安く済んでいます。」
「「…」」
皆は余りにも壮大な話に戸惑っていた。
光輝
「今はそこまで信用して貰う必要はありませんが、労働力を提供して頂ければここで上がる収益から給金をお支払いします。
軌道に乗るまでは、支援を約束します。
当面の運転資金はサイーブの拠点の資材倉庫に金の延べ棒で1トン程用意してあります。
金は戦争の所為で、価格が上がっています。
アースダラーよりも価値があります。
支援物資の第1便が到着しております。
今のところはサイーブ達に順次運ばせます。」
「「1トン!」」
サイーブ
「俺には、お前がお人好しなのか、只のバカのか分からないぜ?」
光輝
「男は有言実行してこそ、男なのだよ。」
サイーブ
「有言と言っても俺は教えて貰ってないぞ。」
光輝
「それは有言と言ってもこの施設が完成していなかったら、誰も信じてくれないだろう。
お前がこの施設を見なかったら信じるか?
有言と言ってもタイミングと実績を見せないと、妄想やほら吹きになってしまう。
サイーブ資材倉庫に行くぞ、支援物資から明細を調べて必要な物資を運ばせるぞ?
部下を各村に配置して、必要な物資を調べさせ取りに来させるのがお前の仕事だぞ。」
サイーブ
「人をこき使いやがって!」
マリュー達
(うん。うん。)
光輝
「各街や村の為に働くんだ。どこに不満がある。」
サイーブ
「…」
光輝達は施設を出る。
長老
「感謝…」
光輝
「
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