Episode2 セイバーとキャスター
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ー」
確かに魔女は何かを言った。それはエクルにも、もちろんアーチャー達にも聞こえなかった。ただキャスターが言い終えたと同時にセイバーが大人しくなったのが不思議になった。セイバーと呼びながら近づくと、突然セイバーがこちらに切りつけた。
「セイバー!?何を……キャスター!お前セイバーに何をした!」
セイバーは虚ろな目をしていた。エクルはセイバーを交わしキャスターの方へ叫びながら走り剣を振りかざしたがキャスターの短剣に塞がれる。それと同時に剣に違和感を感じた
「元々あの子は私のよ。あなたにどうこう言われる気は無いわ、ねぇ?セイバー」
セイバーが後ろから迫ってきていた。キャスターから離れたエクルはセイバーの元へ向かいセイバーが振りかざす剣を避け動きを封じる。
動きは鈍い。これならば少しくらいなら抑えられる。このままだとやばい、だいぶ魔力は使うが転移するしかない。その前に言っておくことは言っておかないとな。
エクルはキャスターに向けていいはなった。
「キャスター……セイバーは俺の仲間だからお前にやる気はない」
エクルは消え去っていった。エクルが消えたのを見たアーチャー達はキャスターがこちらに向かう前に素早い足取りで逃げ出した。
「あら……逃がしてしまったわ……ふふふふ、あははははは」
周りに狂った様に笑う甲高い声が響いた……
「マスター?これは本当に……必要なことなのか?」
無数の死体がそこら中に落ちていた。この人らはすべて囚人であり死刑囚でもあった。そこに居たのはアサシンとそのマスター
「なんだ、アサシン。お前だって生前はギロチンで幾度となく人を殺したのだろう?ならば変わらない。私は死ぬべきものに罰を与えたそれだけだ」
そうアサシンに言い放つ。アサシンは困ったような顔をしたがマスターが望むならと納得し何も言わずにマスターの指示にだけ従った。
「これだけあれば、しばらくは実験には……」
そうアサシンのマスターは呟く。アサシンは何か言いましたか?と聞いたがマスターは何も言っていないと言葉を返した。
殺し尽くした後はその場所から離れる。その時にアサシンのマスターはなにかをまいてから後にした。アサシンはその行動は見なかったがこのマスターに何かしらの良くないと事を考えているのは感じたが、サーヴァントとして呼ばれた以上口出しをするつもりも無かった。
「あぁぁ……」
アサシンとそのマスターが後にしたその場所にうめき声があたりに響いた。
その数時間後今度はランサーとそのマスターがやって来た。
「これは……いくら死刑囚とは言えどこんな仕打ちをするとは」
アサシンがのマスターがまいた物は、死体を生き返らせる、リビングデッドの薬。
ランサーは
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