Episode1 聖杯戦争
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今のエクルは全く違う。それは連れていたサーヴァントのおかげだとエルメロイは思っている。真名は知らないが、フランスに関係したサーヴァントだったのだろう。わざわざフランスを選んだんだのはきっとそうなのだろう。
「どのみち、呼ぶことは出来ない」
そう呟いたのがエルメロイの耳に入った。その言葉の意味はわからなかった。そこからしばらくはお互いに無言のまま、イギリスへついた。そこからエルメロイと共に時計塔の前までたどり着いた。
「何かあれば連絡してくれ、こちらもなにかわかれば連絡しよう」
そう言ってエルメロイは中へと入っていった。エクルは歩き出し、人の見えないところでセイバーを実体化させた
「 で?これからどうするよ。エクル」
セイバーの問いに少し歩くかと言ってエクルは歩きたした。とりあえず、フランスの別荘ではなく、エクルがここへきてから買った家があるのでそこへと向かう。
エルメロイは時計塔の中を歩いて行き途中で彼の内弟子であるグレイにあう。
「師匠?帰ってきたんですか。講義が始まって5分たってもこないで今日は休みかなと思ってました」
グレイの言葉にエルメロイは悪いな、すぐ向かうと答えた。グレイはいいえと言って教室へ向かって行った。エルメロイも自分の部屋へ戻り必要なものをとってから講義しにも向かった
「さて、始めよう……?」
エルメロイは1人いないことに気づいた。
守矢はどうした?そう聞くエルメロイに対し、知らないとみんなが答えた。守矢花織と呼ばれる弓の名家出身の女性だ。
気にはなったが、そのまま講義を続けた。
屋敷
無駄に広い屋敷。イギリスとは程遠い和風の屋敷がありその中では2人が話していた。
「ふむ、主殿は弓を嗜んでいるのか?」
そう聞くアーチャーに彼女は弓を持ち中庭に向かう。それをアーチャーはついていく。中庭には的がいくつかあり、練習できるようになっている。彼女は弓を構え始める
「私の家の守矢は弓の名家だもの。お父さんやお兄ちゃんには叶わないけど、私だってこのくらいは……」
矢を的へと見事に命中させた。アーチャーがお見事と言うと、守矢はこれくらい当たり前よとは言っていたものの、喜ばないよう我慢していた。これはアーチャーも気づいており、ニッコリしていた。
「アーチャー、外へ行くわよ。外へ出ないと探すにも探せないからね」
そういいアーチャーと共に外へとでる。
しばらく歩き回り、お腹すいてきた頃にアーチャー達は敵と遭遇する
「……セイバー、あっちの公園へ向かおう」
セイバー達は歩き始め、アーチャー達もそれをおいかけた
広い公園へとたどり着く。アーチャーは弓を構えた。
セイバーは突然止まったエクルに
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