ターン59 蹂躙王と暴食の憑依
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」
再び、そして三度本棚から光が放たれ、合計3つの光球がその周りを浮遊する。
王立魔法図書館(1)→(2)→(3)
「王立魔法図書館に貯まった魔力カウンターを3つ消費することで、効果発動。デッキからカードを1枚ドローする」
引いたカードは、これか。大丈夫、【魔力カウンター】はテーマ(?)デッキの中でもかなり癖が少なくて扱いやすい部類、いくら僕でもゆっくりなら間違えようがない。
「魔法カード、トゥーンのもくじを発動。デッキから同名カードを加え、魔力カウンター1つ追加。さらに2枚目をそのまま使って3枚目をサーチ、魔力カウンター追加して最後の1枚を発動。これ以上トゥーンのもくじはデッキにないから、今度は別のトゥーンカード……トゥーン・デーモンをサーチ。ここまでで図書館に3つのカウンターが貯まったから、これを消費してまた1枚ドロー」
王立魔法図書館(0)→(1)→(2)→(3)→(0)
「……魔法カード、闇の誘惑を発動。カードを2枚ドローして手札の闇属性モンスター、トゥーン・デーモンをゲームから除外。さらに魔力カウンターを1つ乗せて通常魔法、増援を発動。デッキからレベル4以下の戦士族モンスター、終末の騎士をサーチしてさっき増やした召喚権を使ってそのまま召喚。その効果でデッキから闇属性モンスター、熟練の赤魔術師を墓地に送って墓地から赤魔術師の効果発動。墓地のこのカードを除外して、王立魔法図書館に魔力カウンターを追加。これで増援と合わせて魔力カウンターは3つ、もう1枚ドローする」
終末の騎士 攻1400
王立魔法図書館(0)→(1)→(2)→(3)→(0)
魔力掌握は1ターンに1度しか発動できないから、これ以上デッキを回すことはできそうにない。もっともこれだけ引けば、1ターン目としては十分すぎるぐらいだろうけど。防御札がロクに引けなかったのがちょっと気がかりだけど、確かブラッド・ソウルだった時の奴のデッキは打点低めの【捕食植物】だったはずだ。とすれば、出てくるモンスターも精々攻撃力2000に届くか届かないかぐらいのはず。
「……よし、カードを1枚セットしてターンエンド」
「では。私のターン、ドローしよう。さあ出でよ、イービル・ソーン!」
地面が盛り上がり、刺つきのパンパンに膨らんだ実が1つ付いた植物の芽が伸びる。
イービル・ソーン 攻100
「このカードは自身をリリースすることで相手プレイヤーに300ダメージを与え、さらにデッキから同名カードを2体まで特殊召喚することができる。イービル・バースト!」
膨らんだ実がいきなり弾け、無数の刺が降り注ぐ。ダメージは大したことない、それよりもモンスターが増える方が厄介だ。
清明 LP4000→3700
イービル・
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