ターン59 蹂躙王と暴食の憑依
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たときの絶望の表情は、なかなかの見ものだった。サンダー・ザ・キングの3つの頭のうち1つはすでに攻撃を終えていたが、まだ残り2つが帯電したまま僕の命令を待っていたのだ。
「その通りさ、ダーク・バルター。サンダー・ザ・キングは帯電の能力を使ったターン、1ターンに3回までモンスターに対しての攻撃が可能になる。もっとも、ダイレクトアタックはできないからお膳立ては必要だけどね」
「2体のトークンを生みだすリバイバル・ギフト……そうか、そのために……」
「ご名算。サンダー・ザ・キング、残り2回の攻撃権を使用してギフト・デモン・トークン2体に攻撃しろ!」
雷撃壊獣サンダー・ザ・キング 攻3300→ギフト・デモン・トークン 攻1500(破壊)
ダーク・バルター LP3500→1700
雷撃壊獣サンダー・ザ・キング 攻3300→ギフト・デモン・トークン 攻1500(破壊)
ダーク・バルター LP1700→0
ライフポイントを失ったダーク・バルターが雷撃を受けて吹き飛び、ゴロゴロと地面を転がる。その姿を見て、背後に鳴る稲妻の音を聞きながら僕は……ただひたすらに、笑っていた。ずっとずっと、笑っていた。
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