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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
激戦のロドリグ星@
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込んでくる、突撃級をいなしつつすれ違い様に両端の敵に弾を浴びせ、次々と斃し、その死体を積み上げて後続の速度を鈍らせる。

続いて大きな爪をもつ要撃級は正面からグリックかLG-25ライフルで仕留めて、どんどん奥へ突っ込む。
途中で沸くように現れる腹に口のある戦車級や頭の大きい白くてのそのそした兵士級、大きな手のような頭部を持った闘士級はズファで掃射して殲滅、そして更に奥のその先には一際図体のでかい仮面をつけたような頭部と虫のような体型の合わさった要塞級が、光線級と重光線級をかばうようにその周囲に展開していた。

「!ローブ大隊とクルーズ大隊は生体光学兵器を防護している大きいの(要塞級)を撃破して!残りは邪魔になる敵だけを倒して突破!大小の生体光学兵器を殲滅!全機突入!」「「「「「「「ラジャー(了解)」」」」」」」命令一下、全機所定の戦闘機動へ移る。

要塞級を突破するのにトリッキーな制御が必要だったが、その抜けた先には、重光線級が50体ばかりと光線級が200体ほどいた。そして各機は司令制御AIから、それぞれに割り当てられた目標を潰すべくそれぞれの機首を巡らせた。

こちらが要塞級を背にしている為、敵はフレンドリファイアを恐れてか、レーザー照射をしてくるものはわずかであった。
こちらの味方が仲間と重なる射線軸から外れた場合のみ、容赦なく撃ってくる。各機はたくみに機を操り、1体づつ確実に仕留めて行った。

そして光線級種を9割以上あらかた片づけた頃、途中で救援後に同行していたデトロワ軍の旧式スクワイエル部隊バール中隊の中で調子に乗って高度を上げた機体がいた。
「バール08、高度をさげろ、狙撃されるぞ!!」バール中隊長が怒鳴って引き戻そうとした―――――――だが既に遅かった。
瞬く間に5本のレーザーがその機体に集中して浴びせられる。
回避行動を取るが、開けた空間であり回避機動では中々射線を外す事が出来なかった。
10秒はシールドで耐えた・・・・が、とうとうシールドを貫通され、コクピット部にごっそりと穴が開いてしまった。パイロットは即死・・・・灼熱により操縦ユニットと共に消滅していた。

主を失った機体はコントロールをも失い、敵の巣の入口方向へ落下する。
その時警報とともにアントワープ中佐のVR投影に、落下していく機体のステータス情報が表示されていた。
―――――――落下中のダインType:R 核融合炉および制御システム破損。臨界暴発まで3分?!―――
「ロアーヌおよびバール全機!一旦2次防衛ラインまで緊急退避!!バール08が暴発する!」
ロアーヌ連隊とバール中隊各機は急いで反転、次々と後退していく。

そして2分後―――――――轟音とともに黒い球体が現れ、周囲の敵性生物を吹き飛ばす。
退避した機体にも様々な破片が飛び
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