一発ネタ
テイルズオブ転生者ネタ「サーヴァントドミネイター爆誕」
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も名を(一部で)知られていた????SFC、PSゲーム、テイルズ・オブ・ファンタジアのラスボス、ダオスとして。
◇
やっぱつええな、クレス・アルベインたち。さすがは、主人公。
ああ、俺……死ぬんだな。
精霊マーテルよ! 俺は死んでも構わない。だから、どうかどうか、大いなる実りを俺の故郷に、デリス・カーラーンに届けてくれ!
頼む!!!! …………まさか、だめ、なのか。
これは、クレス・アルベイン!? お前たちまで、デリス・カーラーンのために祈ってくれるというのか。俺のために泣いてくれるというのか! ああ、お前たちこそ本当の勇者だ。
おお、マーテルよ! これこそが大いなる実り。
俺の亡骸といっしょに母なる星へ届けてくれるというのか。
……ありがとう。ありがとう。
父ちゃん、母ちゃん、みんな。どうか、元気、で……来世があるならば、今度こそ……誰にも迷惑をかけずに、人の役に立ちた……い、な。
(その願いききいれました)
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
ん? 身体が引っ張られていく!? なんかいろんな知識が流れ込んでくる。
は、聖杯戦争? ……ハアッ!?
そして、俺は轟音とともにマスターの家に墜落。
ドミネイターとして新たな生を受けたのだった。いきなり死ぬかと思った。
◆
「ダオス? 聞いたことのない英霊ね。それに、デリス・カーラーンって何よ」
「私の正体を一言でいえば、異世界の魔王だな」
「何馬鹿なこといってるの。いまはふざけないでくれる?」
「ふざけてなどいないのだが」
遠坂凛は混乱していた。
自分のことを異世界の魔王だと抜かすなど、脳みそ沸いてるんじゃないの。
しかし、ドミネイターは至って真面目な様子だった。
異世界とやらについて問い詰めてみると、理路整然と答えが返ってきた。
デリス・カーラーンとは彼の母星であり、滅亡を回避するため単身アセリアという星に旅立ったらしい。
アセリアでの出来事に関しては口をつぐまれたが。
魔王と呼ばれるほどのこと仕出かしたのだ。答えたくはあるまい。
死にかけだったのは、異世界の勇者との最終決戦に敗れたところに召喚されたから。
確かに辻褄はあっている。
「オーケー、とりあえずあなたの話、信じてあげる。でも何か証拠になるようなものはないの?」
「ならこれはどうだ―――――<タイム・ストップ>」
「消えた?」
「これで信じてくれるかね」
うひゃあ、と淑女にあるまじき悲鳴を上げて凛は振り返った。
そこには目の前にいたはずのドミネイターがいた。
転移魔法、確かにさすが神
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