449部分:第六十三話 遺跡での死闘その一
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第六十三話 遺跡での死闘その一
遺跡での死闘
「よし!」
「それならだ」
「やってやるか!」
「おうよ!」
アクタイオン、ジャッカー、シフォン、カービルがそれぞれ叫んだ。
その彼等に対してインプ達が襲い掛かる。しかしであった。
「今まで出番がなくてな」
「身体がなまってたんだよ」
「だからな」
「思いきりやらせてもらうぜ!」
こう叫んでだった。それぞれインプ達に必殺技を放った。
「ベアクラッシュ!」
アクタイオンがその突きでインプ達を吹き飛ばした。
ジャッカーはその蹴りを放った。
「マッハキック!」
その超音速の蹴りが敵を貫く。
まずは二人が攻撃を浴びせる。そしてだった。
次はシフォンとカービルだった。彼等の攻撃は。
「トルネイドアローーーッ!」
「リミットクラッシュ!」
シフォンは一気に無数の拳を叩き込む。カービルは一直線に敵に手刀を浴びせる。そうしてインプ達を薙ぎ倒していくのだった。
「ぐはっ!」
「こ、こいつ等」
仲間達を倒されたインプ達はここであらためて彼等の強さを知った。
「強い、それもかなり」
「最下級の聖闘士じゃなかったのか?」
「おいおい、俺達はアテナの聖闘士だぜ」
「みくびってもらったら困るぜ」
技を放ち終えた彼等は不敵な笑みを浮かべて彼等の驚きに返した。
「御前等程度じゃな」
「幾らいても相手にならねえんだよ」
「くっ、我等を愚弄するか」
「それは許さんぞ」
「許さないとかそういうのはどうでもいいんだよ」
シフォンが彼等に言い返した。
「こっちはな。手前等を倒す為にここにいるんだ」
「だからだ。手前等がどれだけいようよ」
今度言ったのはカービルだった。
「負けるわけにはいかねえんだよ」
「わかったらな」
「さっさとやられちまえ」
アクタイオンとジャッカーも彼等に告げる。
「苦しまないようにしてやるからよ」
「一撃だぜ」
「こいつ等・・・・・・」
「我等を甘く見るなよ」
インプ達はその手に持っている槍を構えそのうえで再び彼等に向かう。しかしインプ達にとっての敵は彼等だけではなかったのである。
「生憎だが」
「我等もいるのだ」
シリウスとカペラが出て来てインプ達に告げる。
「ミロ様とアイオロス様の邪魔はさせん」
「貴様等の相手は我々だ」
「今度は白銀聖闘士か」
「貴様等だというのか」
「そうだ」
「我等だ」
インプ達の言葉にも返すのだった。
「それでは行くぞ」
「いいか」
「おのれ、来るのか」
「我等を倒すつもりだな。させんぞ」
インプ達は彼等に対しても向かう。その槍を手に一斉に襲い掛かる。
「食らえ!」
「これでだ!」
こ
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