【手負いのバースデー】
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のこともドついた。
……ネジはその時、起こしていた上半身をパタリとベッドに横たわらせ、顔までかけ布団を引き上げ隠してくぐもった弱々しい声を発した。
「何やら……とても疲れてしまった気がする……暫く、休む」
逆ハーレムの術で精神的ダメージを喰らったせいなのか、ネジはその後三日間、意識を戻さなかった。
ヒナタとハナビが願いを込めて編んだミサンガのプレゼントは、退院する際に遅ればせながらしっかり受け取ったのだった。
《終》
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