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ソードアート・オンライン?the Resurrection Lightning?
第四刀:翡翠と漆黒
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を……」

と、言い掛けたとき。俺は瞬時に投剣ソードスキル?シングルシュート?を放つ。
すると、地面に何やら欠片が振り撒かれた。

「……。ミヤビ、まさかとは思うが」

「そう。時間限定mod、?ルインコボルド・アーチャー?。頑張れ」

「……もしかしてこれも?」

「……(グッ」

いや、サムズアップすんな。と言うか癖になってる投剣スキル発動がとまんねぇ。

「……後でイタズラな」

俺は背中の<アニール・ブレード>と<テア・フリューゲル>を抜き、遠距離mod<ルインコボルド・アーチャー>との戦闘を始めた。






「……あっぶねぇ」

ソードスキル発動不可の戦いで何とか勝利した俺はミヤビを睨む。

「ミーヤービー?」

「………」

ミヤビはすぐに回れ右をすると、全力ダッシュの体勢を取るが、速攻で服の首根っこを掴む。

「………(フルフルフル」

「首ふりされても俺は許さんぞ……」

俺はミヤビを担ぎながら迷宮区を脱出した。









迷宮区から脱出後、俺達が住みかにしている宿屋に帰還した。すると、ライトとコペルが丁度立ち話をしていた。

「お、お帰りダーク」

「どこいってたのさ、ダーク。ミヤビは……何で担がれてんの?」

「こいつが要らんことしたからだ。暫く自室こもるかんな」

「あいよ、程ほどにしとけよー。明日ボス攻略だからなー」

ライトの言葉を聞きながら階段を登り、俺とミヤビが借りている部屋に入ると、鍵を閉めてミヤビをベッドの上に投げる。

「いたっ!」

「さて、どうしてくれるかなぁ?」

手を十分に動かしながらミヤビに近付く俺。

「ちょ、ダーク……?冗談、だよね!?」

「イッツ、ショータイムだ!」

俺は速攻で詰め寄ると、ミヤビは同様の速度で反転して回避しようとすると、偶然にも俺がミヤビの胸を触る形となる。

「……あ」

「……」

いっきに部屋の温度が寒くなる。

「……えーっと、ミヤビ?」

「……言い残す言葉、(ある)?」

あ、これは駄目なパターンだと察した俺は、装備を解除して、両手を上げて言う。

「……えーっと、女にしちゃそこそこある方じゃねぇか?その体型でさ?」

「……。そう、それが遺言?」

あ、本気で殺しに来てる顔と眼だ。後ろに化身っぽい物も見える。

「ダーク……その罪は重い……」

「え、ちょ……」

有罪(ギルティ)______!」

その時、その宿屋周辺はとてつもなく寒かったそうな。
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