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インフィニット・ストラトス 黒龍伝説
決める蛇
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。ちょうど1機発進するところだな。おそらくは偵察だろう」

RF(リファイン)ゼロとRF(リファイン)パルサーならカタログスペック上は大気圏内モードでもIS以上の性能を発揮できる。

「とりあえず話は後だな。そろそろ波動エンジンに火が入る。その前に着艦するぞ」

RF(リファイン)ゼロ用の発進口からオーフィスの艦内に入る。

「さてと、とりあえずは艦橋に上がるか。いざという時の直掩らしいが、この艦がいざということになることはないな」

そしてISを解除したのを確認してからポツリと呟く。

「伊達に地球を何度も外敵から救ってきた艦の直系じゃないからな」










「レーダーに目標を確認。実体弾の射程に捉えました」

「全艦第3種戦闘態勢。第1第2主砲に九式自己鍛造弾装填、第1副砲に三式融合弾装填、第3主砲第2副砲は最低戦闘出力の衝撃砲を充填、艦首魚雷発射管に対艦魚雷、艦尾魚雷発射管にバリア魚雷、両舷魚雷発射管に対空散弾魚雷を装填、8連装ミサイル発射塔に対空ミサイル、底部ミサイル発射管に対空散弾ミサイルを装填。全部近接信管で。反中間子砲はいつでも発射できるようにだけはしておいて。鹵獲が無理な時に撃墜する準備を」

「測距よし、軸線よし、天候・空気抵抗の計算終わりました。いつでもいけます」

「IS部隊の着艦を確認。波動防壁展開できます」

「艦長、いつでもいけます」

「よし、高度50まで上昇後、第1第2主砲斉射。その後、防壁を展開。皆、普通のISとの交戦はこれが初めてだ。やりすぎないように注意しよう」

『『『了解』』』

「撃ち方始め!!」

主砲から九式自己鍛造弾が発射される。

「先行しているRFゼロから映像が来ています」

「メインパネルに投影して」

メインパネルに投影されると同時に九式自己鍛造弾が敵ISからの攻撃で迎撃され、散弾がばら撒かれ、被弾する。装甲の一部が破損しているようだが、殆どはシールドで守られたようだ。

「第2射、撃て!!今の攻撃は?」

「解析中ですが、おそらくはホーミングレーザーと思われます。ロックオンではなく、あくまでカメラで捉えた物体を物理計算することでホーミングさせているようです」

「つまりはロックオン警報を出させないためか」

2射目を迎撃せずに居た所を近接信管が作動して再び散弾が撒かれて被弾する。

「九式自己鍛造弾から三式融合弾に変更。副砲と合わせて撃て」

「はっきり言えばあのISは対ISではなく対軍用と考えられます。昔から好きですから、アメリカは」

今度は一気に砲弾よりも上空に上がって回避するが、再び近接信管で三式融合弾が起爆し、爆発に飲み込まれるのを確認する。今度はそこそこシ
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