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インフィニット・ストラトス 黒龍伝説
決める蛇
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うになったときだけはビーチボールを叩きつけて阻止して織斑先生に任せた。

夕食も織斑の周りはうるさかったが無視だ無視。席も周りの皆と協力して端に追いやったからな。簪とオレの間に座っているラウラが箸に苦戦しているので適当に口に放り込んでやる。おっ、本わさびを使ってる。結構良いもの使ってるな。

夕食が終わり、オレと織斑に割り当てられた大浴場の利用時間になったので風呂に向かう。織斑も付いて来るが、まあ、普通のことだ。向こうは物凄く話したそうにそわそわしている。どうするか、ここらで一度じっくりと話すか?イッセーとも突っ込んだ話をしてから多少は落ち着いたからな。一度ぐらいはチャンスをやってもいいだろう。

汚れを洗い落としてから露天風呂に浸かり、織斑と対面する形を取り、織斑が口を開く直前に今までのぬるい空気を脱ぎ捨て、大魔王であった頃の空気を纏う。

「さて、織斑よ。こうやって時間に余裕がある状態で二人きりになったのは初めてだな」

「あ、ああ。そうだ、ですね」

「変な敬語になっているぞ。気にすることはない。普段通りに話せ」

「い、いや、その」

「ならばそのままで構わん。それで、オレに話したいことがあるのだろう。今までは関わりを持ちたいとは思わなかったが、今は機嫌が良い。オレのお前に対する印象を変えれるチャンスをやろう」

「あ、えっと、その、だな、今まで、あまり話せなかったし、少しは仲良く出来たらなって。それに、ほら、男ってオレ達だけじゃないか。お互い苦労しているから」

「話しにならんな。お互いに苦労している?オレの苦労の大半はお前とお前の回りにいるバカどもが原因だ」

「オレ達が?」

「何も分かっていないのか。お前たちがクラスで孤立していることも気づいていないのか?最近、篠ノ之とオルコット以外のクラスメイトと挨拶や連絡事項とか事務事項以外の会話をした覚えはあるか?」

「それ、は」

「気づいていなかったか。はっきり言っておこう。何人かに相談もされた、お前たちが迷惑でどうにかならないかと?それに対する返答はこれしかない、政治的な都合でどうすることも出来ない。辛いのは分かるが、どうすることもできない。力になれなくてすまない。頼ってきてくれた子にこんな返答しかできない惨めさが分かるか。わからないだろう?今日なんて分かりやすいぐらいに孤立していたのに」

バーベキューの時にも傍に居らず、ビーチバレーにも誘われていなかったのだ。それにもかかわらずこいつらは気づいていないのだ。

「織斑、お前の目はガラス玉で脳みそはメロンパンか?現状をちゃんと見ろ。それが理解できないなら、オレは仲良くするつもりはない。それからお前の周りの奴らにもそれを理解させろ。出来ないのなら排除するだけだ」

「箒たちに何を
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