ボツ小説整理してたらこんなの出てきたIS二次創作
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。俺はそれを聞こえないふりして、自分とばあさんの分の桃を食べやすいように切って皿に盛った。
熟れ過ぎた果実は腐っていく。それはどこか、平和が過ぎてなぜ平和なのかという理由を見失った今の日本に似ている。出来の悪い果実は――いずれ刈り取られ塵箱に放り込まれ、業火に焼かれて種子ごと灰にされる。
ばあさんは古い考えの人間だ。近所の若い人からは敬遠されている。
でも、ばあさんの言っていることは真実だとも、俺は思うのだ。
本当に戦いになった時――みんなきっと、戦えない。
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