マブラヴ
1497話
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…まぁ、上位陣とは暴風小隊以外まだ当たっていないのだから、優勝に近いと言っても今だけなのだが。
「アルゴス小隊の次の戦いはどことだ?」
「明日インフィニティーズとの戦いとなります」
俺の言葉に、篁が即座に答えてくる。
なるほど、明日の戦いでもインフィニティーズに勝てば、インフィニティーズは2敗となり、本格的に優勝争いのトップからは落ちる。
2敗しても優勝の可能性が完全に消えたとは言わないが、それでも自力での優勝は難しくなるだろう。
そうなれば、トップは全勝のアルゴス小隊でイーダル小隊が1敗で追ってくる展開になる。
だが、それも全ては本当に明日のインフィンティーズとの戦いで勝ち抜いてこそだ。
「明日が正念場だな」
「はい。正直なところ、機体の性能という意味では互角か……こちらの方が若干勝っているとさえ思います」
「だろうな」
元々の不知火であれば、基本性能でラプターに勝る事は出来なかっただろう。
だが、今の不知火はシャドウミラーの技術……いや、SEED世界のMSの技術という方が正しいか。
ともあれ、そんなMSの技術で発展した日本の技術が使われている。
勿論武御雷のように全面的にMSの技術を融合しているという訳ではないが、それでも不知火にもMSの技術は使われているのだ。
そう考えれば、ラプターよりも性能が上なのは当然だろう。
……さすが、この世界で最初にMSを得ただけはあるな。
アメリカは最初の印象が色々と悪かったのが痛い。
その結果、MSの技術で他の国々に大きく遅れを取ったのだから。
決意を込めた視線をこちらに向けてくるブリッジスを見て、明日の戦いは面白くなりそうだと笑みを浮かべるのだった。
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