第14話 果てし無き時の中で(後編)
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です。
自分達の都合と欲望の為だけに、我々コーディネイターを縛り、利用し続けてきたのは!」
光輝
「違う者。己と違う者。だが愛せようもあるはずの者。
…
しかし放たれた砲火は、そんな想いを届けなしない。」
ラクス
「何と戦わねばならないのか、戦争は難しいですわねぇ。」
最後はラクスの言葉で終わった。
光輝
「以上です。皆さん学習システムを外してください。」
全員が学習システムを取ったが誰も話さない。
光輝
「今の映像は真実です。
但し映像は編集者により意図的に偏光報道がされます。
真実は多く存在します。地球の国々、プラント、オーブそしてレジスタンス。
…
フラガ少佐、貴方は多くの戦場で戦って来ましたね。
現場の悲惨さをちゃんと報道されていましたか。
『エンデュミオンの鷹』グリマルディ戦線において、ザフト軍のジン5機を撃墜する。
グリマルディ戦線はザフト軍の勝利でしたが、
地球軍の敗退より英雄を祭り上げる報道がなされていたはずです。」
フラガ
「その通りだなぁ。」
光輝
「それが戦争報道です。
現場に取材出来ないので、軍の発表のまま報道します。
報道機関は国の管理の元、その資本は資本家が握っています。
コマーシャル放送していればスポンサーの意向が反映されます。
共通認識でミスリルの戦闘をご覧頂きましたが、
臨時査問委員会ではミスリルの事を報告していません。
ストライクのパイロットがコーディネイターである事も
もみ消しています。
これはプラントで穏健派と主戦派の戦いです。
そこでラクス・クライン嬢を助けた時に追悼セレモニーや
ライブを行い。プラントの国民にミスリル印象を持たせたのです。
プラントではその映像が追悼特番で流れ、過去最高視聴率を
だしたそうです。主戦派はミスリルの事を報告していなかったので、
上層部は大混乱です。
そのうえアークエンジェルに逃げられ、今度はモビルアーマーと
思っていたらモビルスーツでしたいう情報です。
情報部や技術者も現在、大混乱です。おかげてプラントにいる、
諜報部が動き易いそうです。
心理戦の第一段階はシナリオ通りです。」
マリュー
「そのような意味があったのね。」
光輝
「アークエンジェルの皆さんも今回の映像見せて下さい。
プラントの機密レベルが1上がります。
休暇で暇なら、プラントのニュース映像などが見れます。
ワイドナショーでは銀河の妖精 シェリル・ノームと
希望の歌姫 ランカ・リー探しで話題になっています。
棚から牡丹餅です。
シェリル・ノームとランカ・リーがナチュラルでしたと言う
落ちのタイミングが問題ですね、心理学者として作戦の立て概
がありますね。」
マリュー
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