暁 〜小説投稿サイト〜
六甲おろし
第六章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
だった、お茶をもう一杯飲みながら。
「その時は阪神タイガースのCDかけるか」
「そうするのね」
「聴くと元気が出るんだよ」 
 それこそ自然にというのだ。
「だから聴くか」
「それじゃあ頑張ってね」
「そうするな、じゃあな」
「ええ、またね」
 千佳はテレビを消してだ、まずは大きく背伸びをして明日は勝つわ、と言ってだ。自分の部屋に戻った。寿は既にそうしていてだ、千佳は自分の部屋に戻ると隣の兄の部屋から壁越しに六甲おろしを聴いた。そのうえで自然と微笑んで自分はカープの応援歌をかけながらそのうえで予習と復習をはじめたのだった。


六甲おろし   完


                        2016・10・27
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ