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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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数分後、、、




ヒカリ:「お待たせ♪さてっ!ご飯ご飯♪」



サトシ:「ったくー、、、まぁいいやっ、
ヒカリっ!乾杯しようぜ?」



ヒカリ:「そうねっ!乾杯しよっ♪」




2人はグラスを持った。



サトシ:「かんぱーいっ」


ヒカリ:「かんぱーい♪」




2人は乾杯し、料理に手をつけた。




サトシ:「、、、うんっ、、美味いぜ!」



ヒカリ:「ほんとだわっ!」



コジロウ:「なんか、、いざ言われると
嬉しいもんだなっ」



ムサシ:「当然よっ!アタシのレシピに
マズイ料理なんて載ってないわっ♪」



ムサシとコジロウも
満更(まんざら)でない様子だった。




ヒカリ:「、、あれ?、、、カツラさんは?」



コジロウ:「ん?あぁ、、なんか、
相手が来るまで待つらしいぞ?」



サトシ:「そうなのか、、、やっぱ、
なんだかんだで真面目に決めるとこは
真面目なんだよなっ、カツラさんって」




ヒカリ:「そうよね〜、、、
研究所の手配も意外に早かったし」




ムサシ:「ふーん、、、」



コジロウ:「まぁ、伊達(だて)
元ジムリーダーなだけあって、
やっぱ責任感は人一倍強いんじゃないか?」



サトシ:「そうだよな〜」
ヒカリ:「そうよね〜」







♪♪〜♪♪♪〜♪♪〜(カラオケ)





サトシ:「ん?、、ヒカリまた曲入れたのか?」




ヒカリ:「え?、、あたしじゃないわよっ?」




サトシ達が話をしていると、曲が入った。




サトシ:「、、、グレンふたご島?」



サトシがテレビモニターで確認すると
カツラが入れた曲は”グレンふたご島”という
演歌だった。









カツラ:「グレンのぉぉおっ夜明けぇ〜っ、
ふたご島ぁあぁ〜のぉおぉ〜っ」





サトシ:「カツラさん、、、」



サトシ達が耳を澄まして聴いていると、
個室からカツラの歌声が聞こえてきた。





カツラ:「お前のぉぉかいりきでぇえ
すすむぅう地下のぉお」







コジロウ:「カツラさん上手いなっ」



ヒカリ:「すごーい、、、」






ムサシ:「やっぱ変な親父じゃないのよーっ」




コジロウ:「、、いやっ、俺には分かるっ。
曲と歌人が1つになって織りなす芸術がっ」




ムサシ:「なに?あんた演歌好き
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