暁 ~小説投稿サイト~
ロクでなし魔術講師とWの戦士
Cな秘密/怪しいグレン
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レンの言葉に生徒達が突っ込んだ。

「先生!まさかと思いますけど、何か悪いことでもして… 」

システィーナがグレンに詰め寄ると

「んなことしてねぇっての!仕方ねぇな、そんなに心配ならお前らに真実を話してやるよ 」

とうとうグレンが真実を話してきた。

だが

「俺にはよう、幸運の神様が舞い降りたのさ! 」

『はぁ? 』

「そういうわけでこの話は終了!嫌だけど授業始めるぞ 」

「あっ!ちょっと… 」

この時、誰もがまたグレンにはぐらかされたと思っていたが

『幸運の神様って僕のことかなグレン? 』

「(あいつらにはそう言っといた方がいいだろうよ) 」

今回ばかりは本当に幸運の神様(フィリップ)が舞い降りていたりする。

そして教卓に向かうグレンであったが

「(あれっ?先生ってあんなベルトしてたっけ?) 」

腹がふくれていたからなのか、ダブルドライバーが見えてしまっているのをシスティーナは見逃さなかった。

「(どうしたのシスティ?) 」

「(ねぇルミア、リィエル、先生ってあんなベルトしてたっけ?) 」

「(本当だ。ちょっとデザインは変わってるけど妙なベルトだね) 」

「(知らない) 」

授業中ではあるがグレンがしているダブルドライバーについてこそこそ話すシスティーナ達

するとその時だ。

「うわぁーっ!? 」

校庭の方からハーレイの叫び声が聞こえてきた。

「ったくユーレイ先輩!人にはうるさい!うるさい!!と言っておきながら自分はどうなんすか… 」

文句を言おうとしたグレンが外を見てみると

「ギャシシッ!! 」

両手が鎌となり、カマキリのような姿をした怪人が授業をしているハーレイのクラスを襲いかかっていた。

『グレン、ドーパントが出現したよ 』

「(ちっ!わかってるっての) 」

グレンはフィリップと会話すると

「いたたっ!?今日はちょっと食い過ぎちまったぜ!?お前ら、俺はウ〇コしに行ってくっからその間に自習でもしとけ! 」

お腹を押さえながら教室を去るグレンであったが

「何かあるに違いないわ!行くわよルミア、リィエル! 」

「ちょ…ちょっと待ってよシスティ!? 」

「グレン、追いかける 」

システィーナ達三人はこっそりとグレンを追いかけていった。

すると

「うおぉーっ!! 」

バタンッ!!

グレンは乱暴に扉を開けてトイレに入ると

「変身! 」

ガチャンッ!!

『サイクロン・ジョーカー』

ジャキンッ!!

トイレの中で仮面ライダーWに変身するグレンであった。

「さぁ、待ってろよドーパントめ! 」


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