Cな秘密/怪しいグレン
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だけでなくシスティーナを含めたグレンの担当クラスである二年次生二組の生徒達はあきらかにグレンの様子がおかしいと察していた。
そして生徒達はグレンが戻ってくる前に教室に集まると
「あの日頃から私達にまでお金を借りようとする先生がいきなりあんな大金を持つだなんて絶対に何か裏があるに違いないわ!! 」
日頃のグレンを知っている生徒達はシスティーナの言葉に誰一人として反論しなかった。
「まさかと思いますけど、先生ったら大金をネコババしたのでは… 」
とウェンディは言うが
「そんな大金、落とした人がすぐに通報するだろうよ 」
「うっ!? 」
ギイブルに否定されてしまった。
「それじゃあ、まさか先生の奴、銀行強盗でもして… 」
とカッシュが言うが
「最近そんな事件なんて起きてないだろう 」
「うっ!? 」
またしてもギイブルに否定されてしまった。
「じゃ…じゃあ、先生はきっとアルバイトして… 」
グレンに対して少しは良心的なリンはそう言うが
『それはない! 』
「あはは… 」
ギイブルだけでなく、ほぼ全員から否定されてしまった。
ちなみにリィエルはグレンを見張るためこの場にいない。
「なぁシスティーナ、お前はどうなんだ? 」
「えっ!?私!?う〜ん… 」
いきなり指名されたシスティーナは考えるが悪どい方法以外でグレンが大金を持つ以外考えられなかったりする。
「(アルフォネア教授から借りた!うぅん、ありえないわ。オーウェル教授の発明品を売ってお金を稼いだ!うぅん、それも違いそう…) 」
それでも必死で考えるシスティーナ
すると
「システィーナ 」
「うわぁっ!? 」
いきなりリィエルが現れた。
「ど…どうしたのリィエル!? 」
「グレン、来る 」
「えっ!? 」
リィエルから話を聞き、生徒達による話し合いは一旦解散となったのだがグレンが戻る前に生徒達が席に戻るのが間に合うはずがなく
「ゲップ!あぁ、授業ってだりぃな 」
久し振りにたくさん食べたからなのか、少しお腹を膨らませたグレンが教室に入ってきてしまった。
普段無口なリィエルを見張りに使ったのがいけなかったのだった。
「あれぇ?お前ら、集まって一体何してたんだ? 」
「えぇと…!? 」
グレンへの返答に困るシスティーナ
すると
「あのぅ、先生がどうして急に大金を持つようになったのかみんなで心配して… 」
システィーナに代わりルミアが返答した。
「俺が大金持つのがそんなに怪しいか!!それじゃあ、いつも俺が貧乏みたいな言い方じゃねぇか! 」
『貧乏だろ!! 』
グ
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