進路指導のウィザード
金属生命体(1)
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人とされていて、案内役として来ました」
「その言い方だと隣の大陸には人間はいないのか?」
「ええまあ。詳しい事はギャラクシーコンボイ管轄長に聞けば分かると思いますので」
「コビーが持つ端末にカードをタッチしてくれ。そうする事で、許可有りだとデータバンクに記録される」
俺ら以外の者らが次々と端末にタッチする、全員タッチ終了後にコビーはニトロコンボイに乗り込んで俺らはゼロが変形したバスに乗る。ここからサイバトロン地区までは遠距離だが、ニトロコンボイとゼロの速度なら問題無し。
出発後、俺が昨日通った専用地下道路前に止まってから番人が確認する。今回はすぐにチェック後に専用地下道路へ行くし、真っ直ぐ直進なのでアクセルを少々上げていた。
「一ちゃん、ここが昨日通った専用地下道路なのか?それと随分とスピードを上げているようだが」
「ここからトランスフォーマーエリアまで直進だから制限速度と言うのは無いに等しい。だからニトロコンボイもいつもより上げているだろ」
「トランスフォーマー?『今乗っているゼロもトランスフォーマーで、分かりやすく言うと金属生命体だ』金属生命体も俺らの技術では不可能な代物だな」
「超加速能力を発動中なので、マッハを越えそうな感じだ。これから行くエリアは制限速度が無い所になっている」
「トランスフォーマーも異世界からの技術と言う事なのかい?」
「まあな、サーゼクス。基本的に俺が創った惑星にいる者らは、ほとんどが異世界から来た者らだ」
まもなくトンネルを抜けるとそこには人間界の建物よりデカくて、ロボモードとビークルモードで動いている奴らが多い。スピーディア地区ではレースが行われているらしいが、ニトロコンボイはシード選手なので大丈夫らしい。
レースもいいが俺らの送迎も大事な任務だからな。スピーディア地区からサイバトロン地区に向かうけど、そこでは月一で五大陸会議が行われる。到着後、司令室へ入ると先頭はニトロコンボイとコビーと俺。中には待っていたギャラクシーコンボイにバックギルドとドレッドロック。
「ギャラクシーコンボイ、外部からの客を無事送迎してきた」
「ご苦労、ニトロコンボイにコビー。そして初めまして、私の名はギャラクシーコンボイ。トランスフォーマーエリアの管轄長をしている者だ、よろしく頼む」
「うわマジか。なあ一ちゃん、他にはいないのか?」
「今はこれだけだが、他の地区へ行くと色々なトランスフォーマーがいる。ここはトランスフォーマーエリアサイバトロン地区、要するに司令室がある場所で月一に四つの地区から各リーダーが集まって会議場所でもある」
「ここへ来る前まではギャラクシーコンボイは総司令官でしたが、現在ここのエリア管轄長として各リーダーの報告を聞いたり
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