第五章
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僕の言葉を受けてだ、瑠璃子さんは微笑んで言った。
「出会えたから、引き合わせてもらえたから」
「そうなるね」
「本当に思いも寄らないわ」
「全くだよ」
「人の人の出会いだけは」
「人にとっては突然だよ」
「まさにね」
二人でこんなことを話しながらだった、僕は瑠璃子さんを彼女の部屋まで送った。僕達にとっては突然はじまった関係を楽しみながら。
ラブストーリーは突然に 完
2016・10・25
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