放課後
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となんて呼んでた?」
男「……フェリ姉」
フェリ姉「良ぉお〜〜〜〜しッよしよし甘いの三個やろう」ワシワシ
男「いらないよ…」
フェリ姉「なんだノリ悪ぃな」
【廊下】
男「それじゃあ買い物行こうか」
後輩「出番ッスね」
亀娘「疲れたから早く」
後輩「座ってゲームしてただけじゃないッスか」
亀娘「布団の外はダメージエリア」
後輩「ベリーハードッスね」
【スーパー】
男「今日何食べたい?」
亀娘「なんでもいい」
後輩「美味しいものが良いッス」
男「また困ることを言ってくれるね」
男「やっぱり作り置きできるカレーかなぁ」
亀娘「カレーは逃げ」
後輩「自分甘口しか無理ッス」
男「この娘たちは…」
「試食いかがですかー?」スッ
試食係「あらあら妹さんとお買い物?偉いわねぇ」
男「あ、いえ妹じゃなくて」
亀娘「主人」
男「間違ってないけどちょっと待って」
後輩「自分は舎弟ッス」
男「見解の相違が激し過ぎるよ?!」
試食係「あ、あらまあごめんなさい…お若いのに複雑なご関係なのね…」
男「案の定変な空気に!」
試食係「し、試食どうかしら!美味しいからぜひ食べてくださいな!」
男「そ、それじゃあ一口いただきます」スッ
亀娘「ん」パク
男「あ」
試食係「まあっ!仲が良いのねぇ」
亀娘「まぁまぁ」モゴモゴ
試食係「あら手厳しい」
後輩「ずるいッス!」
男「」
試食係「お婿さんがお料理上手なんだろうねえ、負けてられないわ」
亀娘「婿でもない」
試食係「え゛!?じゃあ…」
男「家政婦ですッ!」
試食係「そ、そうなの?おばちゃんてっきり…」
後輩「自分の分まだッスか?」
試食係「あ、あぁごめんなさいね…ハイどうぞ」スッ
後輩「んじゃ」スッ
男「あ、うん」スッ
後輩「あー」パクッ
試食係「あらあらまぁまぁ!」
男「今更だけど恥ずかしくなってきた」
後輩「ん〜む…まぁまぁッスね」モゴモゴ
試食係「やだわ〜もう〜、おばちゃん嫉妬しちゃう」
男「ほ、本当にすみません…」
亀娘「焼いただけなら当たり前」
男「わかってるなら感想にも反映させてよ…」
試食係「いいのよぉ、焼き加減だって大事なんだから!おばちゃんの腕もまだまだってことね」
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