暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic15強者の証明〜Who is Strongest?〜
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ストレッチ中。その間・・・
「午後からはオフィスで仕事だったよね、なのはちゃんとヴィータちゃん」
「うん」「おう」
「じゃあ午後からレイジングハートとグラーフアイゼン、借りても良いかな? 公開意見陳述会はもう来週だし、リミットブレイクモードの最終調整をやっておこうと思うんだ」
「あ、うん。ありがとう、すずかちゃん」
「サンキュー」
そんな会話が聞こえてきた。だからあたしは「リミットブレイクモードってなんだろうね?」ティアにそう訊いてみたんだけど。ティアは「そのまんま限界突破した超火力モードでしょ」なんて、馬鹿なあたしでもすぐに思い至った答えを返してきた。
「じゃなくて、どういう形態で能力なのかな?ってこと」
「知んないわよ、初めて聞いたんだし。気になるなら直接訊いてきなさい」
「あぅ〜」
正論を言われたらもう言い返すことも出来ないわけで。しょんぼりしながらストレッチを続けて、「はーい。集合〜!」終わったところでなのはさん達の元に集合する。
「それじゃあ初日ということもあって、局員としての先輩たちと軽く戦ってみようか。アリサちゃん、すずかちゃん、ギンガ。お願いね」
「ええ」「うん」「はい!」
「そういうわけだ! フォワード一同、防護服着用!」
「「「「はい!」」」」
あたし達フォワードと、ギン姉とすずかさんとアリサさんは揃ってバリアジャケットに変身。そして海上シミュレータに移動して、すでに展開されてる森林フィールドの中で、あたし達はギン姉たちと対峙する。
「4対3のチーム戦。アリサちゃんとすずかちゃんは魔力出力をAA-まで抑えてね。ギンガは制限無しの全力でね」
「はーい♪」「了解!」
「判りました!」
なのはさんからの指示にギン姉たちはそう応じて、あたし達に体を向けてそれぞれデバイスを構えた。一目見るだけでもうベテランって判る隙の無い構え。
「ギンガさん達は強敵よ。特にチーム海鳴のすずかさんとアリサさんは。アリサさんは確か炎熱系。すずかさんはどんな魔法を使うか知ってる、スバル?」
「えっと、確か氷結系魔法の使い手で、キャロと同じフルバックのブースト魔法使い。あと射砲撃にも優れてて、身体能力もかなり高い」
チーム海鳴のメンバーの中で一番付き合いが深いのはすずかさんだ。だからすずかさんがどんな魔導師なのかは、検査時間の合間にそういう話をよくしてたから知ってる。あたしがすずかさんについて知ってることを伝えると、「結構厄介みたいね・・・」ティアは苦笑した。
『とりあえずスバルはギンガさんを1人で抑えて! あたしとエリオとキャロで、すずかさんとアリサさんを倒すわよ』
『オッケー!』
『『了解です!』』
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