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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic15強者の証明〜Who is Strongest?〜
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†††Sideスバル†††

9月に入ってもまだまだ暑さが和らぐ気配を見せない中、あたし達フォワードは午前中の訓練を始めるために、ロッカーで訓練服に着替えて外へ。なのはさんとヴィータ副隊長の待つ海上シミュレータの入り口へ急ぐ。そこには教導隊の制服を着たなのはさんと、あたし達と同じ訓練服を着たヴィータ副隊長が待ってた。

「はーい、フォワード集合〜!」

「さっさと並べ〜」

ヴィータ副隊長に急かされたあたし達はダッシュでなのはさん達の前に整列する。でもなんでかヴィータ副隊長がニマニマしてる。訓練前に、というか普段の仕事中でもそんな表情なんてしないから、今日は一体どんなキッツイ訓練をするんだろうってちょびっと恐い。

「午前の訓練を始める前に、まずはお前らに大事な連絡がある」

「うん。予想されてるプライソン一派の地上本部襲撃に備え、機動六課に協力してくれる新しい仲間が本日より出向してくれるから、まずはその紹介ね。どうぞ〜!」

なのはさんが隊舎の方へ振り向いてそう言うと、タタタっと駆けて来る足音が・・・たぶん3人分くらいしてきた。そしてあたし達に姿を見せた新しい仲間に「うえ!?」あたしは心底驚いた。

「陸士108部隊から、アリサ・バニングス二等陸尉とギンガ・ナカジマ陸曹。本局技術部から、月村すずか技術官だ」

「アリサ・バニングスよ。よろしく頼むわよ、あんた達♪」

「ギンガ・ナカジマです。みんな、またよろしくね♪」

「月村すずかです。私は前線魔導師じゃないから一緒に戦うことは出来ないけど、みんなと仲良くなりたいです♪」

何せギン姉とすずかさん、そしてアリサさんだったからだ。ギン姉は言うまでもなく、すずかさんはサイボーグとしてのギン姉やあたしのメンテナンスを何度もやってくれてるし、アリサさんはよくお父さんやギン姉に誘われて家に遊びに来てくれてた。

「アリサとギンガは、今日からお前らと一緒に訓練に参加してもらう。お前らよりずっと強ぇからしっかり揉んでもらえ」

「「「「はいっ!」」」」

尊敬してるギン姉、それにアリサさんと一緒に訓練が出来る。そう考えただけでワクワクが止まらないよ。なのはさんは続けて「キャロ。すずかちゃんはブースト魔法のエキスパートだから、一緒に訓練に参加してもらおうか」そう言って、キャロとすずかさんを見た。

「魔法を教えるなんて初めてだから、ちょっとぎこちないかもしれないけど、よろしくね、キャロ♪」

「あ、はい、よろしくお願いします!」

というわけで、ギン姉とアリサさんとすずかさんを交えての午前の訓練が開始される。まずは準備運動から。いつも通りあたしはティアと、エリオはキャロと組んでストレッチ。あたし達と同じ訓練服を着てるギン姉とアリサさんも、2人で組んで
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