『貴女への旅路』
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何もかもが曖昧で、貴女の存在以外は消えても良いと思った。
貴女が笑ってくれるなら僕は何にでも成れる。
正義を貫く為に傷つけてしまったもの。
貴女は、永遠に元の貴女に戻らない。
救われないならいっそ此の手で逝こうか。
散々な言葉が喚き散らかされても幻滅なんてしない。
いつでも、いつまでも貴女の傍にいたいと想う。
一緒に走った道も、一緒に見上げた空も、一緒に眺めた海も...
変わらず其処に在る。
いつか語り明かそう、またあの時みたいに。
それぞれの旅の果てに何を求めるか...
貴女はいつも同じことを言っていた。
そのときが来たら抱きしめて。
僕は永遠に貴女を想うから。
其れが貴女の望みなら尚のこと、僕の本望だから。
旅の果てに貴女が居るなら真っ直ぐ向かうよ。
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