コンフルエンス
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てるから。うん、リニスの件でよく思い知った……泣くのも落ち込むのも、全部終わらせてからだよね……」
哀しみは消えていない、今も苦しくて胸が痛い。それでもなお、フェイトは目元を濡らしながら顔を上げた。
「お兄ちゃん達だって、この悲しみを経験したんだ。なら私だって……負けられない。私達が生きてるこの世界を……お兄ちゃんが守ってくれた未来を、過去の亡霊に壊されないために、立ち上がって見せるよ……!」
「フェイトちゃん……うん! 今度は私も傍で支えるから、一緒に頑張ろう!」
「おぉ〜なのはちゃんのその告白、惚れ惚れするわぁ〜」
「って、はやてちゃん!? 今の別に告白じゃないよ!?」
「八神に賛同するつもりは無いけど、そんな台詞を素で言うなのはにも多少の責任はあると思う」
「マキナちゃんまで!? もう、なんで皆いつも私ばっかりからかうの!?」
「「反応が面白いから」」
「こんな事に意気投合しないでよ!?」
むきゃー、とプンスカ怒るなのは。だがその時、フェイトが吹き出した事で彼女達はそのやり取りを中断し、フェイトに注目した。
「ふふ……今の何だか……懐かしいや。はやてとなのは、私の三人が揃った時は、いつもこんなやり取りしてたよね……」
「あぁ〜そういえばその事で思い出したんだけど、はやてちゃん、前に『いつかマキナちゃんと仲直りできたら、あのでっかいおっぱいに飛び込むのが夢や〜』とか言ってたっけ」
「ここでその話持ち出すか!? べ、別にええやん! だってコレ見てみぃ、バインバインやで!? ボンッキュッボンッやでッ!? そりゃあ揉みたくもなるやろ!! つか今も誘惑されてて、我慢のあまり手が禁断症状の如く震えてるんや!! もういい加減衝動が抑えきれなくてたまらへんねん!!」
「なんだろう……これまでの仲良くしたい発言に恐ろしい裏がある気がしてきた。八神の近くにいるだけで身の危険すら感じる……」
「あぁっ、マキナちゃん!? そんな汚物を見るような目で私を見んといてぇ!? 単にちょっとだけ色欲が溢れただけやん! 一時の暴走ぐらい多めに見てくれてもええやん!」
「そう言い訳していつも私やフェイトちゃんの胸を揉みまくってたのは、今更だけどやっぱりいけない事だと思うんだ」
「確かこういう時……この変態豚野郎! って罵れば良いと母さんが教えてくれたっけ」
「天然娘を女王様にするつもりだったのか、プレシア……」
「いやぁぁぁぁぁあああ〜!!? ……ん? あれ、何やコレ。蔑まれるのが妙にゾクゾクして気持ちよく……」
「いけません! これ以上やるとはやてちゃんが新しい扉を開いちゃいます! ドクターストップです!!」
シャマルのドクターストップを受けたはやての姿に、マキナ
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