第三部 ZODIAC CRUSADERS
CHAPTER#13
決意の誓戦 “運命” VS 『運命』U 〜Destiny C/D〜
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言葉の終わりと同時に振り上げられるスタンドの拳、
聖天使の断罪の如く撃ち出される右の直突き。
「う、うあああああああああ、うわああああああああああああああああああぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!」
「エイッ!」
ヴォゴオッッ!!
可憐な掛け声とは裏腹の、怖ろしく凶暴な音でボンネットが拉げた。
「エイッ! エイッ! エイッッ!!」
ドギャ!! バギッッ!! ズガアアアァァァッッ!!
少女の懸命な叫びを言霊として、天使のスタンドが音速のラッシュを
凄まじい勢いで全弾射出する。
「エイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイ
エイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイ
エイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイ
エイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエイエエエェェェェェ―――
――――――――――――イッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
瞬く間も置かず降り注ぐ、星光の如きスタンドの乱撃が
“運 命 の 車 輪” を完全なスクラップへと化しめていく。
そのダメージは当然スタンド本体へと伝わるが、
余りのスピードと破壊力に嘆きの断末魔すら上げられない。
そこ、に。
とっておきのダメ押しのように掲げられる、
『聖 光 の 運 命』 の拳。
その右拳全体に、集束された瑠璃色のスタンドパワーが集まっていく。
或いは本能、或いは少女の才能、呼び方は様々在れど
極限まで高ぶった吉田 一美の精神が、
一つの流法となって爆裂する。
強靭無二。誓約の光拳。
聖光の流法
『聖 光 爆 裂 弾アアアアアアアアアアアアアァァァ
ァァァァァァァァ―――――――――――――ッッッッッッッ!!!!!!!』
流法者名−吉田 一美
破壊力−A スピード−A 射程距離−B(最大20メートル)
持続力−D 精密動作性−B 成長性−測定不能
ドッッッッッッッッッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ
ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ―――――――――――――――――
―――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
けたたましい爆裂音を轟かせて、
スタンドのスクラップが地面と二度と交わらない
斜線を描いて吹き飛んでいった。
一秒の間も於かずソレは先にあった高層ビル7階に着弾して
開いた大穴から
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