マブラヴ
1494話
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る為であれば、サンダーク辺りなら平然と妨害工作とかしてきそうだ。
それと……今までは関わる事がなかったが、大東亜連合か。
いや、大東亜連合そのものはそうでもないんだが、そこに所属している某国が何かを企むということは平気で有り得る。
八百長はやらない方が馬鹿だという認識を持つ国だからな。
でもって、何かあれば自国以外には全く意味不明な自分達独自の理論で謝罪と賠償を要求してくる。
……なるほど。そう考えると、純粋に戦術機の性能を試す事は出来なくなるか。
ああ、バッタ辺りを使って周辺を警戒させるというのはいいかもしれないな。
既にホワイトスターでは徐々にバッタの数が増えてきているが、そういう意味ではそれなりに使い勝手のいい機体ではある。
一応、ある程度の戦闘力もあるしな。
「分かった、その辺はこっちで何とかしよう。当てがある」
「本当ですか? それではその、よろしくお願いします」
イブラヒムが頭を下げるのを見て、俺も頷きを返す。
さて、そうなるとやるべき事はそれなりに多い。
資源に関しては最初から用意するのではなく、優勝した小隊が所属している国が欲している物を与えればいいだろう。
ブルーフラッグに関して俺達シャドウミラーが関わるという話もしておいた方がいいだろうし……その辺は政治班に任せるか。
エリナも所属する事になって、ある程度余裕が出来た筈だしな。
そんな風に思いながら、ブルーフラッグをどう盛り上げようか、頭の中で色々と考える。
シャドウミラーの機体を参加させるのはさすがに無理だろうな。
いっそ、俺が生身で出るとか?
……いや、俺の安全は問題ないが、他の者達が賛成しないか。
そんな風に考え、小さく笑みを浮かべるのだった。
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