020話
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れでは修行のしようがない。どうした物か……自分はゴン達と別行動を取っていたし念を教わったウイングさんとやらがどんな指導がされたのか、どんな修行経過だったのか知り得ない。なら、本人にこれまでその師匠に習った事を実演してもらおう。
「良し解った、ゴン。俺に師匠から何を習った、それを全部だ」
「……あっうん解った!」
ゴンが見せてくれたのは纏、絶、練、発、凝。基本的な四大行であるそれらと応用技、それが教わった事。発は水見式と言う形で見せてくれた。基本に忠実で良い教え方だと思う、此処から如何それを開花させるか……少々頭を捻るとある事を思いついた。
「ゴン、今やってくれた事を全部同時にやってみな」
「同時に……うん!」
言葉通りに実践するゴンだが絶から練に入る際に戸惑った。錬は通常の以上のオーラを生み出す事だが絶は出さない事。それを同時にやると言う事が解らなかった、取り合えず凝を行う。そして身体を見て見ると目にオーラを集中しているのにまだオーラが出ているのが見えた、それさえも閉じて集中させれば全て同時に出来ると気づいた。
「そうかこうすれば良いんだ、うわっ!?」
「(気づいたか)」
練で生み出したオーラ全てを一点に、拳へと集めたゴン。これにより纏、絶、練、発、凝を同時にやった事になったが出来たと喜んだ途端にオーラがはじけ飛んでしまった。
「出来たけど少しでも集中力欠いたら解けちゃった……」
「はははっ練習すれば良いんだよ。強化系の能力者は身体強化とか威力の増強を計る奴が多い、俺が戦った旅団のウボォーって奴も拳にオーラを集めたパンチだったからな」
「へぇそうなんだ」
「そもそも強化系ってのは攻守のバランスが一番高い。故に。単純に拳に凝をやって殴っただけでも十分な必殺技になる」
「成程ぉ……良し、シャネル。俺、これをずっと練習してみるよ!!」
「おう良いやる気だぞ!」
その後、順調に修行をしていくゴンとキルア。ゴンは全てのオーラを拳に集めて攻撃する技を練習し、キルアはオーラを電気に変換する技を修行し続けた。そしてオークション最終日に行われた選考会。そこには面白そうという理由で参加したシャネルと個人的に興味があるというクラピカも参加し見事4人とも合格した。
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