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メン・タンク・マッチ:MTM
初動編
MTM:初動編 第6話:「修練(きょうしつ)」Bパート
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、彼女と放課後一緒に帰って上げることにしたんです。毎日毎日彼女の話を聞いてあげて、嫌なことの相談や励ましたりしました」
「・・・」
「そんなある日、私は家に彼女を招待しました。そうこの戦車道教室にです」
「・・・」
「それから彼女は戦車に戦車道に凄く興味を懐きました。まさに乙女の憧れのように夢中になりました。それから、彼女が中学校に入ってすぐにうちに入り、生徒となりました。中学校は陸地の学校で女子しかいなかったので、男子からのいじめはなくなりました」
「そうか」「良かった」「・・・(ウン)」
彼女達は一安心した。
「いじめはそれ以来なくなりました。ですが、」
「・・・ですが?」
天桐はその言葉に疑問を感じた。
「彼女は、今だ男子への恨みが残ってしまっています。それも戦車道を掛け合わせて」
「掛け合わせて?」
「彼女が熱狂した理由は、戦車道で女は男より強い、優れているという象徴であると考えて始めました。ですが、それを男に負けたくない男よりも勝っている怖いものなんて無い戦車道さえやれば自分はあいつらに勝てると、自分自身に言い聞かせてやっていたのです。結果、戦車道をしているうちに、彼女の戦車道は男への復讐の為へと変わってしまった。それは今もずっと、彼女は続けています」
「なら、岡野さん。なぜ、あいつのそのことを知っていて止めなかったんですか?戦車道を辞めさせることだって出来たはずでは?」
「そ、それは、・・・怖かったんです。彼女が、辛かった人生でようやく手に入れたかもしれない希望を奪うことになるのではないかと。それで私のせいで、彼女をまた地獄へと行ってしまうのではないかと不安だったんです」
「・・・」「岡野さん」「・・・」
「なるほど、彼女について分かりました。異常に戦車道をしている俺らを敵意していたのも説明がつきました。自分にとって最高な世界である領域に俺ら男が来たのに凄く不快感を感じたのも当然でしょうね。ただ、」
「?」
「それなら、なぜ彼女が居るこの教室に俺らを了承したんですか?こうなることを想定しときながら」
「そうですね。それには、ちゃんと理由があります」
「・・・」
「彼女は、今言った通り戦車道を男への復讐としてやっています。ですが、彼女がいくら戦車道をやっていってもその恨みは消えません。何より戦車道をやっても男に勝つということ事態がないのですから。せめて、戦車道で男子と戦うことが出来て、勝つならまだしもですが」
「・・・そういうことか」
「私は、ハルナさんの気持ちを変えたかった。彼女の戦車道を復讐だけの存在にしてはいけないと。彼女には、そんな道を進んでほしくはないと。ですが、いくら考えても、もいい手を思いつきませんでした・・・ですが」
岡野はフッと天桐を見た。
「そんな中、貴方達(チャンス)が現れてく
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