マブラヴ
1493話
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いない。
何しろ、地球上にあった建物の殆ど全ては消滅し、生き残りも少数だったという話だし。
……そこから100年も経たないうちにあそこまで発展させるんだから、マクロス世界の住人の力は並大抵ではない。
まぁ、その方法がゼントラーディのクローン装置? だとかを使い、その結果として遺伝子異常の植物とか動物とかが増えたから、最終的にはその方法も禁止になった……とかシェリルから聞いたような覚えがある。
「それは……凄いですね。正直、どうやったらそんな真似が出来るのか、全く分かりません。私達の地球でもその辺が上手く出来ればいいんですが」
シャロンが羨ましそうに呟く。
アメリカやオーストラリア、日本、アフリカといった場所はBETAに侵攻されずに済んだが、地球の中で最も大きなユーラシア大陸はBETAによって大きな被害を受けている。
山は削られ、川は埋められ、まさに荒野と呼ぶに相応しい光景。
それでも、シャドウミラーを通して他の世界の協力を得て、今はBETAによって荒らされた場所を蘇らせようとしている。
「安心しろ。時間は掛かるかもしれないが自然は回復する。何しろ、火星を人が住めるようにした技術とかも使われているしな」
「……そうだといいんですけど」
「それに、絶滅した動物とかについても、可能な限り復活させるらしいぞ。ギアス世界、ネギま世界、SEED世界辺りから連れてきて」
同じ生物でも、他の世界から持ってきて共存出来るのか。
その辺は疑問に思うが、レモンが言うには問題ないらしい。
……まぁ、違う世界の生物が同じ場所で暮らしているという意味では、それこそホワイトスターにある俺の家なんかは見事にそれだしな。
レオンとシャロンに、テラフォーミングの話をしながら、そう考えるのだった。
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