422部分:第五十八話 高山にてその四
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でありまさに一歩踏み崩せばそこからまっ逆様である。そうした危うい場所である。
まさに彼等でも進むだけで用心が必要な場所である。しかしミロはこう言ったのである。
「大丈夫なんですか?」
「まさか」
「そのまさかだ」
ミロの言葉の調子は変わらない。
「俺にとってはだ。戦う場所は何処であろうが問題はない」
「そうなんですか?」
「こんな場所でも」
青銅の者達の言葉は驚いているものだった。それがどうしても信じられないのである。
「いけるんですか」
「本当に一歩踏み間違えればって場所なのに」
「その時になればわかることだ」
ミロは今度はこんなことを言った。
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