暁 〜小説投稿サイト〜
『残骸』
『逃避』

[2]次話


棄てられない、ずっと。
此にはあの時の思い出が...
なんて言っても時間は戻らない。
忘れたフリなんて器用なことも出来ない。

君の放つ強き光。
なんにも見えないくらい眩しい。
脳裏に焼き付く残像。
溶けて消えて失った其の輪郭。

どれくらい現実から逃げればいいのかな。
何処よりも幸せな世界から抜け出せれない。

結局何もかもが空っぽだったってこと。
満たされることなんて無かった。
すべてが無かったことになってもいいくらい。

人間なんて儚き命なんだろう?
だったらもう終わっていい頃じゃないかな?
時が経てば何かが劇的に変わる?
そんなことはない。

真っ黒に塗りたくられた世界はもう要らない。



[2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ