『逃避』
[2]次話
棄てられない、ずっと。
此にはあの時の思い出が...
なんて言っても時間は戻らない。
忘れたフリなんて器用なことも出来ない。
君の放つ強き光。
なんにも見えないくらい眩しい。
脳裏に焼き付く残像。
溶けて消えて失った其の輪郭。
どれくらい現実から逃げればいいのかな。
何処よりも幸せな世界から抜け出せれない。
結局何もかもが空っぽだったってこと。
満たされることなんて無かった。
すべてが無かったことになってもいいくらい。
人間なんて儚き命なんだろう?
だったらもう終わっていい頃じゃないかな?
時が経てば何かが劇的に変わる?
そんなことはない。
真っ黒に塗りたくられた世界はもう要らない。
[2]次話
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