マブラヴ
1491話
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かう。
当然レモン達同様、俺もまた昨日の行為を終えたまま……一糸纏わぬ姿だ。
服を着て移動するのも面倒だし、向かう先は風呂だということもあり、このまま移動する。
影のゲートだからこそ、可能な事なんだよな。
そう思いながら影のゲートから風呂へと出ると……俺の視界に入ってきたのは、白い肌だった。
『え?』
その肌の持ち主……エリナが、俺の方を見て、少しだけ間の抜けた声を出す。
俺の口からも出た声がエリナと同じだったのは、またかというところか。
目の前にいるのは間違いなくエリナであり、それも一糸纏わぬ姿で正面から俺の前に立っている。
豊かな双丘と、細い腰の全てが俺の前にあった。
それはエリナもまた同様だったのだろう。正面から俺を見つめ、思わずといった様子で上から下まで見て……やがてエリナの口から悲鳴が出る。
「きゃっ! ちょ、ちょっと! 何でいきなり裸で入って来てるのよ!」
自分の身体を隠そうとするエリナだったが、力が入っている影響で双丘がひしゃげ、寧ろ色っぽさをより強調している。
下の方は何とか手で隠されているが、上半身同様に、下手に隠しているのが余計に目を惹き付けていた。
……正直なところ、今が朝でよかった。
もし今が夜であれば……恐らくエリナは今頃俺の腕の中で喘いでいただろう。
「あー……悪い。ちょっと風呂に入ろうと思ってな」
そう言いながら、エリナの隣に移動する。
突然裸の俺が近づいてきたのを見たエリナは、ビクリと身体を震わせ……それでも口では何も言わず、ただじっと俺の方へと視線を向けていた。
そんなエリナの横で、俺は出来るだけ魅力的な肢体を目に入れないようにしながらシャワーを浴びる。
軽く身体を洗い流し、そのまま浴槽へ。
いつ押し倒されるのかと緊張していたらしいエリナだったが、俺が自分に何もしないで浴槽に入ったことに気が付いたのだろう。やがて浴槽に入って一息吐いた俺に、身体にタオルを巻き付けてから鋭い視線を向け、口を開く。
「ちょっと、アクセル。貴方一体何だって堂々と風呂に入っているのかしら? 分かってるわよね? 最初に風呂に入ってたのは、私よ?」
「あー……うん。そうだな」
お湯の温かさを感じながらそう答えるが、正直なところ、タオルがお湯に濡れてエリナの身体に張り付き、下手をすれば裸そのものよりも凄いことになっている。
タオルもそんなに厚い物ではなく、薄い――それでいてかなりの高級品らしい――代物だけに、胸の突起も目で確認出来てしまう。
女を知らない男であれば、この光景を見ただけで暴走してもおかしくはない光景。
自分がそれ程挑発的な格好をしていると、気が付いているのかいないのか。
ともあれ、エリナは自分が殆ど裸に近い格好
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