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亜人學園
昼休み
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 男「元々六人分だったし今更一人分増えたところで変わらないからね」

 男「問題は届けるのに物凄い手間がかかったことだよ…」

 ハピ姉「ご、ごめんね?ちょっと朝は用事があって」

 男「けどみんなちゃんと自分でご飯用意してくれてたみたいで安心したよ」

 ハピ姉「私は結構酷い目にあったけどね…」

 男「ご愁傷さま」

 ハピ姉「…冷たい」

 男「朝居てくれたらできたて渡せたのに」

 ハピ姉「ツッコミもなんか冷たい!」

 男「精一杯のノリツッコミだったんだけど」

 男「それじゃ僕は戻るね」

 ハピ姉「うんありがとねー」

 男「さて、自分の分買いに学食行こうかな」

 男「そういえばなんだかんだ初めてだなぁ」


【学生食堂】

 男「高い」

 男「なにこれ…どんな食材使ってたらこんな値段に…」

 男「フォアグラ弁当!?お昼からじゃ胃がもたれるよ…」

 男「普通の値段のもあるみたいだ、助かった」

 男「戻ろう」


【教室】

 男「ごめん遅れた!」

 後輩「お帰りなさいッス!ちゃんと待ってたッスよ!」ブンブンッ

 亀娘「遅い」

 男「ごめんね二人とも、ちょっと色々あってお弁当買いに行ってたから」

 後輩「…」ジッ

 男「……」ナデ

 後輩「〜♪」ブンブンッ


「「「いただきます」」」


 男「すごい!値段は普通だったのに市販品とは比べ物にならないくらい美味しい!」モグ

 後輩「自分も一口欲しいッス」

 男「どうぞ」スッ

 後輩「あー」パク

 後輩「まぁまぁッスね」モゴモゴ

 男「ハードル高いなあ」

 亀娘「私も」

 男「はい」スッ

 亀娘「ん」パク

 亀娘「…味薄い」モゴモゴ

 男「家庭的な味の方が好きみたいだね」

 亀娘「一口あげる」

 後輩「いいんスか!んじゃ遠慮なく」パク

 後輩「んー!こっちのが好きッス!」ブンブンッ

 男「冷めた時のために少し濃いめに作ってるんだけど、お口にあったなら何よりだよ」

 後輩「もう一口…」スッ

 亀娘「駄目」ヒョイ

 後輩「…」

 男「そんなに喜んでくれるなら後輩の分も作ってこようか?」

 後輩「マジッスか!お願いするッス!」ブンブンッ


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