41部分:第四話 八大公その七
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はわかっています」
だがシャカはその言葉にも応えることができた。
「それはまことか」
「はい。まずはドイツです」
「ドイツか」
「ドイツのライプチヒ」
東ドイツの都市の一つである。音楽家ワーグナーの生誕地でもある。
「そこです」
「そこに狂闘士達が向けられる」
「指揮官として八大公の一人も出るようです」
「八大公か。ならば」
シオンはそれを聞いてさらに判断を下すのだった。
「こちらも黄金聖闘士を出さなければならないな」
「そうあるべきかと」
こう述べてシオンの言葉に賛同する。
「よし、それではだ」
「ではライプチヒには」
「黄金聖闘士達を集めよ」
まずはこう述べた。
「そのうえで送る者を決める。それでよいな」
「御意」
こうして聖域としても方針が決まった。アーレスの狂闘士とアテナの聖闘士の戦いが遂に本格的なものとなろうとしていたのだった。聖域の空に戦雲が立ち込めそのさらに上には赤い凶星が禍々しく輝いていた。まるで血の色の様に。
第四話 完
2008・4・22
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