第07話 敵軍の歌姫(後編)
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だ。
ミスリルの艦長を信じろ。
もう直ぐ地球軍は撤退する。」
フラガ
「民間船の機関部付近で爆発したぞ。」
光輝
「直撃ではない。敵ミサイルが至近で迎撃されただけだ。民間船の搭乗者に被害はない。
民間船なので故障ぐらいしているかもしれないが?」
戦闘は直ぐに終わった。地球軍は撤退していった。
光輝
「民間船と交渉してくる。目的を聞く必用がある。
アークエンジェルはそのまま待機してくれ。」
マリュー
「分かったわ。それと経過の報告はお願いね。」
光輝
「勿論、そうするさ。」
Sideout
光輝は一人、EX-ギアでアークエンジェルから出て行った。
暫くして光輝からの第一報が届いた。
Side マリュー・ラミアス
マリュー
「えっ!
…。
艦名は『シルバーウインド』。
目的はユニウス7の追悼慰霊の為の事前調査。
搭乗者にラクス・クライン嬢がおり
プラント現最高評議会議長のシーゲル・クラインの娘である。
修理の間、ミスリル艦で預かる事になったそうよ。
それで私もミスリル艦に招待されたわ。
キラ君の操縦するバルキリーで来艦して欲しいそうよ。
無理ならキラ君だけでもって話。」
ナタル
「それで艦長はどうするのですか?」
マリュー
「せっかくの招待だから行くわ。
今この宙域はミスリルが監視しているから安全よ。
ナタルその間、艦を任せるわ。」
フラガ
「俺もついて行く。」
マリュー
「フラガ大尉は待機よ。
フラガは来るな。アークエンジェルでナタル少尉の補佐でもしていろ。
ってコウキさんから伝言よ。
うふっ大尉の行動は予測しているみたいね。」
「「ふっふっふ。」」
Sideout
Side キラ・ヤマト
マリューを乗せて、トゥアハー・デ・ダナンから誘導の元、艦に着艦した。
ミスリルの隊員が一斉に敬礼して出迎えた。
テレサ
「私はこの艦の艦長でテレサ・テスタロッサ大佐であります。気軽に『テッサ』と及び下さい。」
マリュー
「…。
私はアークエンジェルの艦長マリュー・ラミアス大尉です。」
キラ
「僕はキラ・ヤマト少尉です。」
テレサ
「もう直ぐ、コウキさんも戻られます。暫くお待ち下さい。」
そこへメリッサ・マオ曹長が操縦するシャトルが到着した。
この映像(音声なし)はシルバーウインドとアークエンジェルにもリアルタイムで流されていた。
テレサ
「今からこのブロックは疑似重力が発生します。ご注意下さい。」
マリュー、キラ
「疑似重力?」
テレサ
「えぇ、長期任務では重力がないと不便ですからね。
重力のスイッチを
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