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逆襲のアムロ
37話 まだ見えぬ夜明け 3.11
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・・今は・・・これだけに・・・」

「ああ・・・スーッ・・・ハア〜・・・そうだな。今はここまでだな。プルツー、グレミーのところへ戻るぞ」

ジュドーが今度は操縦桿を握り、月へ向かって行った。それを見る一つの機体があった。とても巧妙に気配を消していた。赤い機体シナンジュだった。

中に乗るフロンタルがジオングの姿を見ていた。

「・・・フフ。ギレンの置き土産はゼウスシステム以外にあったとはな。それでも世界の痛みは解消されない。しかし面白い」

フロンタルは不敵に笑っていた。

「こう話がこじれる要因があることは私にとってはプラスだ」

フロンタルもシナンジュを操り、ゼウスへと帰投していった。



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