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ラブライブ! コネクション!! Neutral Season
Unseal Operation (グランドプロローグ)
活動日誌− み・はミュージックの・み! 7
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バルの様なものなのだろう。
 そしてスクールアイドルも観客も、同じ場所でお祭りを楽しんでいる。
 そう、集まったファンとの交流の場だったのかも知れない。 
 そして、スクールアイドルに興味を持っている子達にスクールアイドルの素晴らしさを伝える機会を設けていたのかも知れない。はたまた――  
 オープニングセレモニーとして行われた穂乃果達 μ's が1曲目に歌ったあの曲。
 あの曲は『みんなで歌って踊れる曲』をコンセプトに参加するスクールアイドル達が協力して作り上げた曲であった。
 とは言え、あくまでも彼女達が主体。他のスクールアイドルはサポートなのだろう。
 つまり彼女達の新曲であり合同ライブのメインテーマと言う訳ではなかった。
 その為に、彼女達がメインとして歌って踊り、バックで他のスクールアイドルが踊ったのだろう。
 そう、本当に合唱して全員で踊るのは最後の最後。閉幕の時なのだから。
 しかし、あの曲のコンセプトの『みんなで歌って踊れる曲』とはスクールアイドルだけを指した言葉ではなかったのだ。
 つまり、見ていた観客にも一緒に歌って踊って盛り上げて――全ての人達の一体感を求めていたのかも知れない。だからこそのオープニングセレモニーであり、振り付け講座の役割を持っていたのだと思える。
 それを見ていた人達が自分も歌って踊りたいと感じて、周りのスクールアイドルへと教えてもらいに歩み寄る。これも1つの気軽に話をするキッカケになったのだろう。 
 
 当初この条件を出した綺羅 ツバサは『スクールアイドルのみんな』を基準に提案していた。
 ところが合同ライブの打ち合わせ中に突然言い出した穂乃果の――

「全員で歌って踊るのなら、お客さんも含めた全員で歌って踊りたい!」

 その一言で決まった――本当の意味での『みんなで歌って踊れる曲』となったのだった。
 その言葉を聞いたツバサは微笑みを浮かべていた。
 穂乃果達のキャッチフレーズを見た時に納得していた答え。
 穂乃果達の原動力であり活動する意味。彼女の言葉を聞いて実感していたのかも知れない。
 そして、ツバサは感じていた――
 彼女達ならこれからのスクールアイドルの未来を安心して託していけると。
 今よりも素晴らしい未来へと導いていけるのだと。
 そして、旅立つ自分は直接関わることはなくなるが、彼女達の行く末を見届けたいと願っていた。
 そう、演者だけでなく見ている者達さえも巻き込み、全員で楽しみ盛り上げていける――
 そんな『みんなで叶える物語』の輝かしい結末を――。

 後に穂乃果達が伝説のスクールアイドルと謳われる様になった背景には――
 結成1年足らずの実績にも関らず、第2回大会で有力候補の A-RISE を打ち破り、続く本大会にて優勝。その後
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