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ラブライブ! コネクション!! Neutral Season
Unseal Operation (グランドプロローグ)
活動日誌− み・はミュージックの・み! 7
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新入生にマイナスイメージしか生まない。
そう判断してのことでもあるのだと思う。
その代わり、残りの部員――2年生は隣の教室にて待機をしていた。
説明会後の歓迎レセプション。隣の教室へ移動しての歓談を行う為に。
これも雪穂達――アイドル研究部員が先輩達から受け継がれてきた『歓迎の意』なのだろう。
事前に部員達が買い集めてクーラーボックスで冷やしてある紙パックのジュースと、お菓子を並べ――
先輩達や自分達のライブの衣装を展示して、活動日誌の一部をコピーして閲覧できる様にしてある。
そして、姉達や自分達のライブの動画を流したりもしている。
そんな新入生達の緊張をほぐしながら、自然と部員達との色々な会話をする場として設けられたのだった。
説明とはあくまでも一方通行なもの。
ただ憧れているだけでは――聞いて理解していても本当の意味で理解したとは言えない。
もちろん質疑応答は設けてある。しかし、これもまた会話の様に理解できるまで聞けるものではない。
それならばと、会話と言う言葉のキャッチボールを経て理解を深めていってほしい。
『自分はスクールアイドルが好き』と言う想いを胸に刻んでほしい。
そう言う気持ちで入部して頑張っていってほしい。
数年前に行われたスクールアイドル達の合同ライブ。結成前とは言え参加させてもらった雪穂と亜里沙。
彼女達の開いた歓迎レセプションは、合同ライブから学んだことなのだと思う。
□■□
大勢のスクールアイドルが集まった合同ライブは長時間に渡り開催されていた。
とは言え、大会の様に審査やパフォーマンスを中心とした構成ではなく――
本当の意味での『お祭り』であり『スクールアイドルの素晴らしさを知ってもらう』ことを中心とした構成になっていた。
1つのステージには1組が数分のライブを行っている。
しかし、残りのスクールアイドル達は自分の出番の数分前までは各自で自由にお祭りを楽しんでいたのだろう。もしくはステージ以外でのパフォーマンスをしていたのかも知れない。
順番はライブを構成する為に作られていたのだろうが――
特に他のスケジュールや規定などは作らずに、各自の自由な時間を過ごしていたのだと思われる。
そしてライブを見に来た観客も然り。ステージとは言え公道の真ん中に作られた特設会場。
見に来る人が自由に行き来できるように、区切りも何もしていない客席スペースとは名ばかりのステージ前にあるスペース。
ライブを常に見るも良し。お目当てのライブを見終わったら屋台を回るでも良し。
逆に屋台を回って疲れたら立ち止ってライブを見るでも良し。自由にお祭りを楽しむことができる――
さながら、広大な敷地での複数のステージを有して行われるロックフェスティ
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