407部分:第五十六話 ミロ出陣その四
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ているうちにミロのその宮殿にまで来たのであった。
「では行って来る」
「行くのです、ミロ」
シャカが彼に言ってきた。
「そして見るべきものを見てくるのです」
「見るべきものか」
「はい」
それだというのである。
「それを見て来るのです。いいですね」
「わかった」
シャカの言葉に頷いた。今度は彼に対してであった。
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