第06話 敵軍の歌姫(前編)
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。
全速力出したら意味ないだろう。
それとも実践訓練で対複数戦やるか?君と一緒に。
ストライクに模擬弾はないから、開始10秒で撃墜されるぞ。
それが嫌ならキラ君同様にシミュレーターのメビウス・ゼロで、
強奪されたモビルスーツを相手に訓練するんだな。
安心しろキラ君はザフトならエース級だ。
1対1なら赤服にも勝てる。」
フラガ
「全然安心出来ない。
くそっ。俺も訓練する。」
フラガはシミュレーターの方に走って行った。
光輝
「整備終わったら艦橋に向かおうか?」
キラ
「僕も手伝います。」
光輝
「大丈夫だ。」
光輝は魔法でペイントと消耗部品を治した。
光輝
「キラ君はストライクの整備、履修終わってないだろう。
それに今回の訓練データで部品毎の損耗率も分かった。
学習システムにアップして置いたからチェックだけはして置く様に。
優れたパイロットは機械に優しい操縦をする。
連戦で整備が間に合わない時に故障したら命に関わるからね。
体と一緒だ。危険な時に全力で動けるように全力は取っとこう。
マラソンでも最初から全力で走ったら、最後まで持たない。
訓練はその為にある。バッテリー切れまで戦える状態をキープするんだ。
それが出来れば90点に速くたどり着く。
それ以上はストライクの機能である。空中換装かな。
但し、長時間訓練はまだ出来ないよ。
それは肉体訓練でじっくり体力と集中力高めていかなければね。」
Sideout
整備兵達は手を止め光輝達の話に耳を傾けていた。
実際のところ光輝が直したので整備する機体はない。
今のところ彼らはキラの訓練の合間に分解と組み立てを繰り返すだけだった。
勿論、光輝のスケジュール通りに腕や足の交換など課題が与えてられて、目標タイムが指示されていた。
決して暇ではない。ただ肉体労働なので時間は他のクールよりは短い。
その分、学習時間はたっぷり取ってある。
Side マリュー・ラミアス
光輝
「入ります。報告に来ました。」
キラが入ると歓声が沸いた。
ミリアリア
「凄かったわよ。」
サイ
「本当に凄かった。」
仲間達や他のクールからも声がかかった。
光輝
「キラ君、そこは喜んでいいんだぞ。目標を高く持つ事は良い。
だが訓練の結果は君が一生懸命努力した結果だ。
君の努力は私が一番しっている。
完敗だよ。」
マリュー
「あれ、でも被弾していないじゃない。」
光輝
「目標とした命中率だ。
キラ君の努力が私の予想より上だった。
師が弟子に負けてどうする。
師匠は弟子の目標でなければいけない。」
マリュー
「分かったわ。
コウキさんとキラ君だけ、フラ
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