第二十一話 悲惨散々!テストドライバー
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「あの人・・・本当にお前の子孫なの?」
「知らん!」
そうこうしていると管理局から連絡が入った。
どうやら銀行強盗があったらしく、犯人がこちらの方に逃走しているらしい。
「ようし!んじゃ実戦と行くか!!」
そう言って力が犯人を追跡するべく特殊車両に指示をすると・・・
『了解。最適なルートを計算します』
「計算!?」
特殊車両の『計算』という言葉に青くなる力。
「ん?どうした力」
「楓は俺と同じで【馬鹿】だから算数出来ねえぞ!!!」
「何ぃぃぃぃぃぃぃいい!!!」
この物語で一番便利な楓・・・だが勉強は力を色濃く遺伝したらしい。
力の言葉に仰天するユウ・・・すると特殊車両は・・・
『大丈夫です・・・その辺の事は大地さんがやりましたので』
力の方が遺伝しなかった頭脳労働担当の大地が作ったので一安心の力とユウ。
すると最適なルートが計算されユウがアクセルを踏むが・・・
「「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!」」
軽く踏んだだけで凄まじい速度で発進したのだ。あまりのGにシートにめり込みながら必死に耐える力とユウ。
現在の速度時速3000キロ
「力〜!?これハンドル操作メチャクチャ難しいんですけど」
力以上のドライビングテクを持っているユウがハンドル操作に苦戦していると一般道に出てしまった。すると前方の車は渋滞していたので通れそうもない。
だが・・・
『スカイモード起動』
「「ええ!」」
特殊車両のタイヤが変形しブースターとなり滑空した。
「車なのに空飛んでる」
「何でそんな機能つけたんだあいつ?」
楓のセンスに疑問を持ちながらに空から犯人を見つけるとすぐさま舞い降り犯人の車の後方についた。
犯人は質量兵器を持ち出し後方の力達を攻撃し始めたのだ。だが、かすり傷一つ付かず追跡を続行する。
するとユウが・・・
「やりやがったな!フルアクセル!!」
アクセルを思いっきり踏み込むとエンジンがフルパワーになり車体が赤く発光した。
「なぬ!?」
そのまま犯人の車を通り過ぎた。
すると・・・
ドッカーン!!
犯人の車を木っ端微塵に破壊してしまったのだった・・・しかし犯人は座席と共にその場に残されただけで済んだのだった。
「何この奇跡の攻撃技・・・」
「人間には効果のない技かよ・・・」
「非殺傷設定技か・・・深く突っ込まないでおこう」
犯人も唖然としている最中御用となり力達は大手柄を挙げるのであった。
だが・・・結果性能があまりにも危険なので不採用となったのだった。
その理由としては性能面では合格だった
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